映画『ポセイドン・アドベンチャー』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

アメリカ
スポンサーリンク

1972年12月12日に公開された映画『ポセイドン・アドベンチャー』。
この記事では、映画『ポセイドン・アドベンチャー』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

スポンサーリンク

映画『ポセイドン・アドベンチャー』の予告編

大晦日の深夜、豪華客船ポセイドン号では、新年のカウントダウンが行われていました。ところが、その直後、海底地震が起こり大津波が客船を襲います。舵を切る間もなく客船は転覆し、船内は阿鼻叫喚の地獄絵と化しました。かろうじて生き残った乗客たちは生存を賭けて、天地が逆転した船の底から、海上を目指して脱出に挑みます。

映画『ポセイドン・アドベンチャー』のあらすじ(ネタバレなし)

大晦日の深夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を襲ったのは海底地震による大津波でした。上下さかさまに転覆した客船では、生き残った人々がそれぞれ生存を賭けた選択を迫られていました。その場にとどまり救出を待つという乗客たちと、海上にある船底へ向かい脱出を図るという乗客たちの二手に分かれたのです。スポーツで鍛えた過去を持つ牧師のフランク・スコットは海上にある船底を目指そうと人々を説得します。「祈るだけではダメ、行動せよ」が信条の異色の牧師です。しかし、結局、彼に付いていったのは少年を含む10人でした。彼らは、さまざまな危機にさらされながら、海上を目指します。

映画『ポセイドン・アドベンチャー』の解説

ポール・ギャリコの小説を映画化したこの作品は、まさに、パニック映画(ディザスター・フィルム)の先駆けとなりました。
まだ、コンピュータ・グラフィックのない時代なので、すべて実写です。実在の船と、1135万リットルもの大量の水に製作費の大半を費やしました。
アカデミー賞では、上下さかさまの船内のセットに特撮部門の「視覚効果賞」そして、全米No.1ヒットのモーリン・マクガヴァンの歌う挿入歌が「歌曲賞」を受賞しています。


興行収入は同年公開の『ゴッドファーザー』とほぼ同じで、大ヒットとなり、20世紀フォックスの経営難を救うことになりました。
アメリカン・ニュー・シネマ全盛期に見せたハリウッドの底力はその後のエンターテイメント作品に多大な影響を与えることになります。

映画『ポセイドン・アドベンチャー』のみどころ

楽しい新年パーティから一転、突然襲い来る大津波。転覆シーンに始まるド迫力映像と実写による船の描写は圧巻です。上下さかさまという異常な状態と襲い来る水や炎から命からがら逃げる姿。そして、なによりも、登場人物たちが織りなす、さまざまな人間模様がこの作品をさらに面白くしています。観客はスコット牧師の強い意思と指導力に頼もしさを感じ、安堵感を覚える一方で、他の登場人物と一緒にハラハラ、ドキドキ感を共有していきます。いかにして生き残るのか…え?まさかあの人が…神は実に無慈悲です。とにかく最後まで目が離せない、パニック映画の最高傑作です。

映画『ポセイドン・アドベンチャー』の感想

神にすがるだけでは何も始まらないと考える、牧師でありながら常に闘いに挑むスコット。彼は最後の最後まであきらめませんでした。
不意打ちを食らわせられた時、人間の力は無力だけれど、それでも、努力を続ければ光が見えると…それが彼の牧師としての教えなのです。
身を挺して皆を導いた彼の存在こそがこの作品の真髄でしょう。
もちろんパニック・スペクタクルとしても最高の作品です。

映画『ポセイドン・アドベンチャー』の登場人物・キャスト

フランク・スコット:ジーン・ハックマン
マイク・ロゴ: アーネスト・ボーグナイン
ジェームズ・マーティン: レッド・バトンズ
ノニー・パリー: – キャロル・リンレイ
エイカーズ:ロディ・マクドウォール
リンダ・ロゴ: ステラ・スティーヴンス
ベル・ローゼン: シェリー・ウィンタース
マニー・ローゼン: ジャック・アルバートソン
スーザン・シェルビー: パメラ・スー・マーティン
ジョン: – アーサー・オコンネル
ロビン・シェルビー: エリック・シーア
ライナーコス: フレッド・サドフ
看護婦 : シーラ・マシューズ
船医: ジャン・アーヴァン
ハリソン船長: レスリー・ニールセン

映画『ポセイドン・アドベンチャー』のスタッフ

監督:ロナルド・ニーム
製作:アーウィン・アレン
原作:ポール・ギャリコ
脚本:スターリング・シリファント、ウェンデル・メイズ
編集:ハロルド・F・クレス
撮影:ハロルド・E・スタイン
美術:ウィリアム・J・クレバー
特殊効果:L・B・アボット、A・D・フラワーズ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
主題歌:「モーニング・アフター」(The Morning After)
作詞・作曲:アル・カシャ、ジョエル・ハーシュホーン
歌:モーリン・マクガヴァン

タイトルとURLをコピーしました