1967年12月26日に公開された映画『マジカル・ミステリー・ツアー』。
この記事では、映画『マジカル・ミステリー・ツアー』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の予告編
本作は、ビートルズのメンバーがマジカルなバスツアーに参加し、ミステリアスな出来事が次々に起こる物語です。
オープニングはリンゴとジェシカ叔母さんの喧嘩ではじまり、彼女もマジカル・ミステリー・ツアーに参加することになります。
ジョンとジョージは友達同士の設定で、ポールは謎の美女と一緒にいます。
車内に美しい音楽が流れる中、乗客は魔法にかけられていくのでした。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』のあらすじ(ネタバレなし)
リンゴは、喧嘩相手の叔母ジェシーとの仲直りを模索していました。
そんな折、彼は不思議なバスツアーを見つけます。
リンゴは気乗りのしないジェシーを説得し、二人でバスツアーに参加します。
そのバスツアーには、歌手や曲芸団員、そして写真家など一見風変わりな人々も参加していました。
行き先は誰も知らず、将にミステリーなバスツアーです。
撮影は主にイギリスの空軍基地で行われており、途中には軍隊幹部とのやり取りも出てきます。
“The Fool On The Hill”のシーンでは、ポールが愚か者の顔をしながら熱唱します。
丘からは見事な雲海を望むことができ、その中から太陽が現れます。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の解説
本作は、ビートルズが製作・主演を務めたテレビドラマの映画版です。
イギリスのBBCで1967年の12月に放映されました。
作品中には、ビートルズによる数々の演奏シーンが挿入されています。
放映当初はBBC1でモノクロ放送されましたが、数日後にはBBC2でカラーバージョンが放映されています。
放送直後、本作は色々と酷評されました。
ポール自身も、本作が「初めての試みで」下手を打ったものであると認めています。それでも彼は、映像というメディアが単なる物語の表現ではないと言及しています。そして、年月が経った後では、ポールは本作の出来栄えに満足しているそうです。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』のみどころ
本作の見どころの一つは、ジョンが”I Am The Walrus”を歌う場面です。
彼が白い帽子を被りながら、”I am the eggman”と歌うと、動物に扮したメンバーが踊ります。
“Blue Jay Way”では道端に座るジョージが歌っており、彼がチョークで描かれたキーボードを弾くシーンを楽しめます。
その間、ジョージはピースサインをしており、彼の平和へのメッセージが伝わってきます。
バスの中には子供も乗車しており、ジョンが子供をあやすシーンもあります。
夜になると、車内はパブのような雰囲気になりました。
乗客はアコーディオンに合わせて歌い、皆が飲んで騒ぐわけです。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の感想
バスが行き着いた先は怪しいクラブです。
ステージには艶やかな女性が登場し、いきなりストリップを始めます。
ジョンとジョージが食い入るように見つめており、男性としておおいに共感するものです。
女性の胸が露になると、その部分が黒く隠されました。
そこには、ビートルズなりの配慮があるわけです。
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の登場人物・キャスト
ビートルズ
ヴィヴィアン・スタンシャル
マル・エヴァンズ
アイヴァー・カトラー
ナレーター:ジョン・レノン
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』のスタッフ
脚本:ビートルズ
監督:ビートルズ
音楽:ビートルズ
プロデューサー:デニス・オデール(英語版)
撮影監督:リチャード・スターキー M.B.E.
編集:ロイ・ベンソン
製作:アップル・コア、BBC
映画『マジカル・ミステリー・ツアー』での使用曲
マジカル・ミステリー・ツアー
フール・オン・ザ・ヒル
シー・ラヴズ・ユー (マラソン大会の場面でオルガンで演奏されている)
フライング(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リチャード・スターキー)
オール・マイ・ラヴィング (オーケストラによる演奏のBGM)
アイ・アム・ザ・ウォルラス
Jessie’s Dream(サウンドトラック盤未収録のインストゥルメンタル)
デス・キャブ・フォー・キューティー(英語版)(ジェリー・ブロン(英語版)とニール・イネスが作曲、ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドによる演奏)
ブルー・ジェイ・ウェイ(ジョージ・ハリスン)
ユア・マザー・シュッド・ノウ
マジカル・ミステリー・ツアー (リプライズ)
ハロー・グッドバイ(エンディング・クレジットの際にコーダ部分が流れる)

