映画『女だけの都』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

フランス
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1935年12月3日に公開された映画『女だけの都』。
この記事では、映画『女だけの都』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

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映画『女だけの都』の予告編

「女だけの都」は、1935年に公開されたフランスの映画です。突然、町へとやって来たスペイン軍が、女たちの機転によって平和裡に一夜を過ごすという物語で、17世紀初頭のフランドルを舞台にしている艶笑的な風刺物語です。監督を務めたジャック・フェデーと脚本を担当したシャルル・スパークは共に、フランドルの後身に当たるベルギーの生まれでした。

映画『女だけの都』のあらすじ(ネタバレなし)

時は1616年、城壁に囲まれているフランドルは南ネーデルラントの小さな町で、年に一度の謝肉祭の支度に慌ただしくなっていました。
虐殺や略奪などの予感に怯えているお偉方たちは、町長が急死したと繕うことで、公一行に遠慮してもらおうと企み始めます。
しかし、公一行は整然と訪れます。コルネリアは、喪服の女たちを引き連れて迎えるのでした。町長の急死を聞いた公は「追悼したい」と、軍楽を弱めて入城します。
兵卒たちは町の酒場で飲んで、女たちと交歓するのでした。晩餐会を終えた公とコルネリアたちも盛り上がりを見物した時、彼女は公にしがみついたのでした。

映画『女だけの都』の解説

1937年3月に日本で公開された本作品は、製作をトビス社が、配給を東和商事が担いました。原題のLa Kermesse héroïqueは「英雄的な祭り」という意味で、邦題については、輸入元である東和商事が公募により決めています。
1935年にフランス・シネマ大賞を受賞し、1936年にはヴェネツィア国際映画祭において、監督賞を受賞しました。また、同年のニューヨーク批評家協会外国映画賞を受賞し、さらに翌年には、キネマ旬報外国映画ベストテンにランキングしています。
撮影にあたって、当時のルーブル美術館の館長が時代考証を監修したと言われています。

映画『女だけの都』のみどころ

コルネリアは恋仲に落ちた二人を公に紹介します。酒場からは生臭坊主を呼んで、仲人をしてもらうことになりました。この縁組みに反対した町長は、死んだことにしていた話を中止して怒り狂いますが、そうすればするほどに、狂言のボロが出てきてしまいます。
翌朝、軍楽が轟くと、スペイン軍は堂々と出発していきます。女房たちは広場で名残を惜しみます。そこには、コルネリアもバルコニーから手を振る姿がありました。
オリバーレス公は1年間租税免除という特典を与え、町民が湧くのでした。スペイン軍は、年に一度の町の大きな祭りに祝儀を贈ったのです。

映画『女だけの都』の感想

古い映画であることから、当時の時代背景の想像がつきにくい部分が多々あるものの、物語の展開に複雑なものはなく、当時の華やかさを感じることができる作品でした。
いつの時代も、実は男性より女性のほうが強いのかもしれません。

映画『女だけの都』の登場人物・キャスト

町長夫人コルネリア:フランソワーズ・ロゼー
町長:アンドレ・アレルム
オリバーレス公:ジャン・ミュラ
従軍司祭:ルイ・ジューヴェ
町長の娘:ミシュリーヌ・シェイレル
ヤン・ブリューゲル:ベルナール・ランクレ

映画『女だけの都』のスタッフ

監督:ジャック・フェデー
脚本:シャルル・スパーク
台詞:ベルナール・ジマー
助監督:マルセル・カルネ
美術:ラザール・メールソン
撮影:ハリー・ストラドリング
音楽:ルイ・ベイツ

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