映画『ひまわり』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

イタリア
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1970年3月14日に公開された映画『ひまわり』。
この記事では、映画『ひまわり』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

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映画『ひまわり』の予告編

戦時中、洋裁で生計を立てるジョバンナとアフリカ戦線行きを控えているアントニオは、海岸で出会い、恋に落ちます。12日間の結婚休暇中に結婚式を挙げた2人は、幸せな新婚生活を過ごしていました。
精神疾患による除隊を企んだアントニオは精神病院に入院するものの、詐病が露見し、ソ連戦線へと送られることになります。アントニオを見送るジョバンナに「毛皮がお土産だ」と言って笑顔を見せるアントニオたち兵士を乗せた汽車は、ミラノ中央駅を出発するのでした。

映画『ひまわり』のあらすじ(ネタバレなし)

終戦後、ジョバンナはもう年老いたアントニオの母を励ましながら、夫の帰りを待ち続けます。やがて、ようやく同じ部隊にいたという男を見つけ出し、話を聞きました。その男の話によると、アントニオは敗走の中、極寒の雪原で倒れたと言います。ジョバンナは愛する夫であるアントニオを探しに、ソ連へ行くことを決心するのでした。
ウクライナの街でアントニオの写真を見せて探すジョバンナですが、一向に消息を掴むことはできません。
多くの兵士たちの墓標が並ぶ丘まで案内した男性はジョバンナに「諦めたほうが良い」とまで言いますが、ジョバンナは拒絶します。
やがて、ロシア人女性のマーシャに出会うのでした。

映画『ひまわり』の解説

冷戦中にソビエト連邦で撮影された西側諸国の初めての映画です。音楽をヘンリー・マンシーニが担当しました。多くの映画の音楽を手がけたマンシーニの作品の中でも特に評価が高い作品の一つで、主題曲は世界中でヒットしました。
1970年9月12日で日本で、1970年9月25日にアメリカで公開されたほか、ソビエト連邦においても公開されました。
エンディングで使われた地平線にまで伸びる画面一面のひまわり畑のシーンは高い評判へと繋がりました。
また2022年には、半世紀前のロケ地であったロシアのウクライナ侵攻を受けて上映されました。

映画『ひまわり』のみどころ

マーシャは、雪原で凍死しかけていたアントニオをマーシャが救ったけれど、その時のアントニオは、自分の名前も思い出せないほど記憶を失っていたことを話します。
やがて汽笛が聴こえ始め、マーシャはジョバンナを駅へと連れて行きます。その時、汽車の中から降り立つ労働者の中に、アントニオの姿を見つけ、マーシャをアントニオは抱き寄せました。しかし、二人は距離を置いて、互いを見つめ合っただけでした。
月日が経ち、アントニオは毛皮をモスクワで買い、ミラノへと向かいます。しかし、ジョバンナもまた別の人生を歩んでいるのでした。

映画『ひまわり』の感想

この映画は約50年前のものですが、50年が経とうとする今、同じウクライナにおいて戦争が繰り広げられています。ジョバンナとアントニオのように引き裂かれ、愛を探す人は後を断ちません。
今だからこそ、この映画が問いかけるものに想いを巡らせてはどうでしょうか。

映画『ひまわり』の登場人物・キャスト

アントニオ・ガルビアーティ:マルチェロ・マストロヤンニ
ジョバンナ:ソフィア・ローレン
マーシャ:リュドミラ・サベーリエワ
ヴァレンティナ:ガリーナ・アンドレーワ
アントニオの母:アンナ・カレーナ
ロシアの農民女性:ナディア・セレドニチェンコ
エットーレ:ジェルマーノ・ロンゴ
イル – グラウコ:オノラート
イタリア人労働者:シルヴァーノ・トランクィリ
駅の女性:マリーザ・トラヴェルシ
ロシアの役人:ギュナーズ・カリンスキー

映画『ひまわり』のスタッフ

監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
製作総指揮:ジョセフ・E・レヴィーン
製作:アーサー・コーン、カルロ・ポンティ
脚本:チェーザレ・ザヴァッティーニ、アントニオ・グエラ、ゲオルギ・ムディバニ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ

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