映画『道』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

イタリア
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1954年9月22日に公開された映画『道』。
この記事では、映画『道』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

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映画『道』の予告編

芸人のザンパノ。彼はジェルソミーナという女性を見受けする。ザンパノはジェルソミーナに芸を指導をする。
しかしジェルソミーナはザンパノに対して不信感を抱くようになり、彼の元を去ってしまう。しかしザンパノは彼女を見つけて、2人はサーカス団に入る。
やがてザンパノはサーカス団の一員に暴力をふるい警察に拘束される。周囲はザンパノと別れるべきと忠告するがジェルソミーナはザンパノを支えようと決意する。

映画『道』のあらすじ(ネタバレなし)

大道芸人のザンパノ。彼はかなり暴力的で言動も荒い。芸は鉄製の鎖を体に巻き付け力で鎖を切るというだけである。少し気の弱い内気な女性ジェルソミーナを安い金額で引き受けて、自身の芸の相手役にするザンパノ。
ザンパノの粗野な性格と、女性好きの性格に嫌気がさしたジェルソミーナ。ついに彼女はザンパノの元から去っていく。
街に当てもなく歩いていくジェルソミーナ。街で綱渡りを得意とする芸人イル・マットの芸を見て興味を示す。
一方ジェルソミーナがいない事に気が付いたザンパノは、彼女を探して2人でサーカス団に入りイル・マットと出会う。
なぜだかザンパノとイル・マットはあまり仲が良くない。やがて決定的な衝突をしたザンパノとイル・マット。
警察沙汰となり身柄を拘束されるザンパノ。今後の身の振り方を迷った末、最終的にはザンパノと共に行動する事を選ぶジェルソミーナ。
しかし、2人に更なる困難な出来事が起きてしまう。

映画『道』の解説

「道」は、1954年に製作されたイタリア映画です。監督のフェデリコ・フェリーニはイタリアを代表する映画監督です。
彼の映画音楽は長年に渡り、ニーノ・ロータが担当します。この映画音楽もニーノ・ロータが担当している。
この映画は、1954年開催のヴェネツィア国際映画祭では「銀獅子賞」を監督のフェデリコ・フェリーニが受賞しました。
またイタリア映画記者組合が選出するナストロ・ダルジェント賞の最優秀監督賞をフェデリコ・フェリーニが、そして最優秀プロデューサー賞にカルロ・ポンテとディノ・デ・ラウレンティスが輝いています。
さらに1957年に開催された第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞するなど、国際的な評価が極めて高い作品。日本での公開は1957年です。

映画『道』のみどころ

海辺でザンパノが泣くシーンは必見。人は誰でも価値があります。だからこそ1人では生きていけず誰かの助けが必要です。
ザンパノは、ジェルソミーナをさほど大切に扱わないばかりか、ついに、身勝手にもジェルソミーナから去っていきました。
しかし、彼女と出会う事ができない状況となり彼女が自分にとり、いかに大事な存在だったかを改めて知ります。
彼女の存在は酒に現実逃避をしても、とても忘れる事のできない貴重でかけがえないものです。
ついに、あの粗野な性格のザンパノは初めてジェルソミーナの存在がいかに大事であったかを気が付きます。
後悔という一言では言い尽くせないかけがえないものに、ようやく気が付いたザンパノの姿は最高の見どころです。

映画『道』の感想

人生において、もしもあの時の出会いをもう少しうまく活かせたら、今頃人生はもう少しいい形になっていたはずだと思わせてくれる映画です。
人生の中でどちらに進むべきかという選択を自己犠牲という道を選んだジェルソミーナには誰しも涙するはずです。
見れば見るほど、「道」という映画の真の価値が理解できる貴重な作品です。

映画『道』の登場人物・キャスト

ザンパノ:アンソニー・クイン
ジェルソミーナ:ジュリエッタ・マシーナ
綱渡り芸人:リチャード・ベイスハート

映画『道』のスタッフ

監督 フェデリコ・フェリーニ
脚本 フェデリコ・フェリーニ
トゥリオ・ピネッリ
エンニオ・フライアーノ (協力)
製作 カルロ・ポンティ
ディノ・デ・ラウレンティス
出演者 アンソニー・クイン
ジュリエッタ・マシーナ
音楽 ニーノ・ロータ
撮影 オテッロ・マルテッリ

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