1989年にリリースされたポール・マッカートニーのアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は、彼のソロ活動における創造性の復活を感じさせる名作です。
本作にはエルヴィス・コステロとの共作曲を含め、多彩なサウンドと魅力的なメロディが詰め込まれており、今なお多くのファンに愛されています。
この記事では、アルバム全体の魅力とともに収録された各楽曲を1曲ずつ丁寧に
1989年にリリースされたポール・マッカートニーのアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は、彼のソロ活動における創造性の復活を感じさせる名作です。
本作にはエルヴィス・コステロとの共作曲を含め、多彩なサウンドと魅力的なメロディが詰め込まれており、今なお多くのファンに愛されています。
この記事では、アルバム全体の魅力とともに収録された各楽曲を1曲ずつ丁寧に解説していきます。
この記事を読むとわかること
- 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の音楽的魅力と時代背景
- エルヴィス・コステロとの共作曲とその重要性
- アーカイヴ・コレクションや各エディションの収録内容詳細

- 🎵 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の魅力とは?
- 🤝 奇跡の共作:エルヴィス・コステロとのコラボレーション
- 🌟 なぜ今も愛され続けるのか?
- 収録曲の個別解説
- 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のボーナス・トラックとシングル展開
- アーカイヴ・コレクション:『フラワーズ・イン・ザ・ダート』
- 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のまとめ
🎵 『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の魅力とは?
✅ 創造性の再覚醒 — ポップ/ロックの多彩なサウンド
このアルバムは前作『Press To Play』の商業的な不振を受けて、より時間をかけて念入りに制作されました。
その結果として、ポップ、ロック、ゴスペル調、レゲエ風味など多様な音楽性が織り込まれた作品となっています。
代表曲には、ビートルズを彷彿とさせるライトでメロディアスな “My Brave Face” や、ラジオ向けに成熟したポップ・ソング “This One”、親しみやすい “Put It There” などがあり、聴きどころ満載の名曲揃いです。
また、世界ツアー(1989–90)のセットリストにも多く取り上げられ、当時のマッカートニーのパフォーマンス力を象徴する作品でもありました。
🤝 奇跡の共作:エルヴィス・コステロとのコラボレーション
✨ 共作の背景
1987年、マッカートニーはコステロを創作パートナーとして招き、一緒に楽曲を書き始めました。
セッションで生まれた多くの曲は、双方のアルバムや後のプロジェクトにも散らばっていきましたが、合計4曲が『フラワーズ・イン・ザ・ダート』に収録されました。
🎼 共作曲の魅力
- “My Brave Face”
アルバムを代表するシングルで、ビートルズ風の明るいメロディとコステロの影響が感じられるポップな楽曲。 - “You Want Her Too”
コステロ自らが歌声で参加し、切れ味ある歌詞とロック感が印象的なナンバー。 - “That Day Is Done”
抑揚豊かなゴスペル要素を持ち、感情豊かな表現が光る作品。 - “Don’t Be Careless Love”
共作者ならではの繊細なリリックとポールのメロディが融合する佳曲。
コステロは、デモ段階でマッカートニーとギターを並べてデモを録音しており、その相互理解とリスペクトに満ちた創作プロセスは両者の良い化学反応を生みました。
このコラボレーションは、「コステロがジョン・レノン的な役割を担った」とマッカートニー自身が語るほど密度の高いものになっており、1980年代後半の彼の音楽活動における重要な象徴となっています。
🌟 なぜ今も愛され続けるのか?
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は、単なるヒット曲の寄せ集めではなく、マッカートニーが新たなアイデアと成熟した視点を示した傑作として評価されています。
コステロとの共作は、ポップ・ミュージックの歴史的な二人の異なる世界観を溶け合わせ、新しい表現を切り開いた奇跡のような協働でもあり、アルバム全体に独特の深みと輝きを与えています。
収録曲の個別解説
1. My Brave Face
エルヴィス・コステロとの共作による、ポールらしいポップなメロディが光る名曲。
2. Rough Ride
ファンキーでグルーヴ感あるロック・ナンバー。アルバムのエネルギーを高める一曲。
3. You Want Her Too
コステロとの掛け合いが聴けるユニークな構成のロックソング。
4. Distractions
メロウで繊細なバラード。恋愛における葛藤が描かれています。
5. We Got Married
デヴィッド・ギルモアのギターが印象的な壮大なラブソング。
6. Put It There
親子や友情をテーマにした温かみある曲。シンプルながら心に残ります。
7. Figure of Eight
ライブ映えするロックナンバー。シングルとしても人気を博しました。
8. This One
愛する人への気持ちをまっすぐに伝える、ポールの魅力が詰まったポップ曲。
9. Don’t Be Careless Love
内省的で繊細なナンバー。コステロとの共作の中でも静かな輝きを放ちます。
10. That Day Is Done
ゴスペル調のアレンジで、深い感情を表現した共作バラード。
11. How Many People
社会的メッセージを含んだレゲエ調の楽曲。
12. Motor of Love
アルバム終盤のラブソング。壮大な構成とメロディが心を包みます。
13. Que Est le Soleil
フランス語タイトルの陽気なラストトラック。軽やかで解放感のあるナンバー。CDのみのボーナス・トラック。
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のボーナス・トラックとシングル展開
ポール・マッカートニー・コレクション再発時のボーナス・トラック
- バック・オン・マイ・フィート – “Back On My Feet”
- フライング・トゥ・マイ・ホーム – “Flying To My Home”
- ラヴリエスト・シング – “Loveliest Thing”
- This One (Club Lovejoys Mix)
※17. は2007年iTunes Store販売版のボーナストラック(12インチ収録バージョン)。
スペシャル・パッケージ版のボーナスCD収録曲
- メッセージ – “Message”(※日本のファンへのメッセージ)
- ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード – “The Long And Winding Road”
- ラヴリエスト・シング – “Loveliest Thing”
- ラフ・ライド(ビデオ・ヴァージョン) – “Rough Ride (Video Version)”
- 太陽はどこへ?(7インチ・ミックス) – “Ou Est Le Soleil (7\” MIX)”
- ママズ・リトル・ガール – “Mama’s Little Girl”
- セイム・タイム・ネクスト・イヤー – “Same Time Next Year”
- パーティ・パーティ – “Party Party”
- P.S.ラヴ・ミー・ドゥ – “P.S. Love Me Do”
限定盤『Flowers In The Dirt – World Tour Pack』の魅力とは?


1989年にイギリスでリリースされたこのボックスセットは、ポール・マッカートニーのアルバム『Flowers In The Dirt』を記念し、ワールドツアーとの連動で展開された限定コレクターズ・アイテムです。
収録内容
- オリジナル・アルバム(LP)
- 片面収録7インチ・シングル「Party Party」
※B面は大きな花がエッチングされたアート仕様 - 36インチ×24インチの巨大ポスター2種
└ バンドメンバーの写真ポスター
└ ピート・フレイムによる「ロック・ファミリー・ツリー」 - 「I’d Rather Be Listening to McCartney」バンパー・ステッカー
- ポストカード6枚セット
- 12インチ×8インチのワールドツアー日程表(1989年9月26日〜1990年1月26日)
外箱はダイカット加工が施されたエンベロープ・スタイルで、個別ナンバリングが施された限定仕様。ファンにはたまらない豪華パッケージです。
アルバム収録曲(LP)
- My Brave Face
- Rough Ride
- You Want Her Too
- Distractions
- We Got Married
- Put It There
- Figure Of Eight
- This One
- Don’t Be Careless Love
- That Day Is Done
- How Many People
- Motor Of Love
ボーナス・7インチ・シングル
- Party Party
この豪華な内容と美しいパッケージングにより、『Flowers In The Dirt – World Tour Pack』は世界中のマッカートニーファンにとって非常に価値のあるコレクターズ・アイテムとされています。
第1弾シングル
7インチ / カセット・シングル
- マイ・ブレイヴ・フェイス – “My Brave Face”
- フライング・トゥ・マイ・ホーム – “Flying To My Home”
12インチ・シングル / CDシングル
- マイ・ブレイヴ・フェイス – “My Brave Face”
- フライング・トゥ・マイ・ホーム – “Flying To My Home”
- アイム・ゴナ・ビー・ア・ウィール・サムディ – “I’m Gonna Be A Wheel Someday”
- エイント・ザット・ア・シェイム – “Ain’t That A Shame”
第2弾シングル
7インチ / カセット・シングル
- ディス・ワン – “This One”
- ザ・ファースト・ストーン – “The First Stone”
12インチ・シングル / CDシングル
- ディス・ワン – “This One”
- ザ・ファースト・ストーン – “The First Stone”
- アイ・ウォナ・クライ – “I Wanna Cry”
- アイム・イン・ラヴ・アゲイン – “I’m In Love Again”
※「The First Stone」と「Good Sign」の2曲がカップリングとなっている12インチ・シングルも存在。
第3弾シングル
7インチ・シングル
- フィギュア・オブ・エイト(7″エディット) – “Figure Of Eight (7\” Edit)”
- 太陽はどこへ?(7インチ・ミックス) – “Ou Est Le Soleil (7\” Mix)”
12インチ・シングル
- フィギュア・オブ・エイト(フル・レングス) – “Figure Of Eight (Full Length)”
- ディス・ワン(Club Lovejoy Mix) – “This One (Club Lovejoy Mix)”
- 太陽はどこへ?(12″ Mix) – “Ou Est Le Soleil (12\” Mix)”
- 太陽はどこへ?(Tub Dub Mix) – “Ou Est Le Soleil (Tub Dub Mix)”
12インチ(エッチド・ディスク)
- フィギュア・オブ・エイト(フル・レングス) – “Figure Of Eight (Full Length)”
- 太陽はどこへ?(7″ミックス) – “Ou Est Le Soleil (7\” Mix)”
CDシングル
- フィギュア・オブ・エイト(7″エディット) – “Figure Of Eight (7\” Edit)”
- ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(ビデオ・ヴァージョン) – “The Long And Winding Road (Video Version)”
- ラヴリエスト・シング – “Loveliest Thing”
3インチCDシングル
- フィギュア・オブ・エイト(フル・レングス) – “Figure Of Eight (Full Length)”
- ラフ・ライド(ビデオ・ヴァージョン) – “Rough Ride (Video Version)”
- 太陽はどこへ?(7インチ・ミックス) – “Ou Est Le Soleil (7\” Mix)”
第4弾シングル:「Ou Est Le Soleil」 12インチ
Side-A
- Ou Est Le Soleil?
Side-B
- Ou Est Le Soleil? (Tub Dub Mix)
- Ou Est Le Soleil? (Instrumental Mix)
第5弾シングル
Put It There シングル
- プット・イット・ゼア – “Put It There”
- ママズ・リトル・ガール – “Mama’s Little Girl”(ウイングス)
- セイム・タイム・ネクスト・イヤー – “Same Time Next Year”(ウイングス)
アーカイヴ・コレクション:『フラワーズ・イン・ザ・ダート』
2017年3月24日、ポール・マッカートニーの公式アーカイヴ・コレクション第10弾として、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』がリマスター&未発表音源付きで再発されました。
このシリーズは、ポール自身が監修し、過去の名盤に豪華なボーナスとブックレットを加えたファン必携のコレクターズ・エディションです。
デラックス・エディションの主な商品構成
- デラックス・エディション(3CD+DVD)
- スペシャル・エディション(2CD)
- 2LP(アナログ盤)
- デジタル配信
デラックス・エディションの内容
- リマスターされたアルバム本編(DISC 1)
- ポール&コステロのオリジナル・デモ音源(DISC 2)
- 1988年デモ音源(DISC 3)
- DVD:ミュージック・ビデオ、メイキング映像、ドキュメンタリー『Put It There』など
- 32ページの手書きノート(ポール直筆の歌詞やメモ)
- 64ページ写真集(ミュージック・ビデオ撮影時)
- 112ページのハードカバー・ブック(制作過程や証言、未発表写真)
特筆すべきボーナストラック例(ダウンロード限定含む)
- バック・オン・マイ・フィート – “Back On My Feet”
- ザ・ファースト・ストーン – “The First Stone”
- グッド・サイン – “Good Sign”
- クラブ・ミックスや7″/12″エディットのリミックス群
- カセット・デモ音源(例:”I Don’t Want To Confess”など)
アーカイヴ・コレクション:全収録曲・コンテンツ一覧
DISC 1:リマスター・アルバム本編
- マイ・ブレイヴ・フェイス (2017 Remaster)
- ラフ・ライド (2017 Remaster)
- ユー・ウォント・ハー・トゥー (2017 Remaster)
- ディストラクションズ (2017 Remaster)
- 幸せなる結婚 (2017 Remaster)
- プット・イット・ゼア (2017 Remaster)
- フィギュア・オブ・エイト (2017 Remaster)
- ディス・ワン (2017 Remaster)
- ケアレス・ラヴに気をつけて (2017 Remaster)
- ふりむかないで (2017 Remaster)
- ハウ・メニー・ピープル(チコ・メンデスに捧ぐ) (2017 Remaster)
- モーター・オブ・ラヴ (2017 Remaster)
- 太陽はどこへ? (2017 Remaster)
DISC 2:ポール&エルヴィスのオリジナル・デモ音源
- ザ・ラヴァーズ・ザット・ネヴァー・ワー (オリジナル・デモ)
- トミーズ・カミング・ホーム (オリジナル・デモ)
- トゥエンティー・ファイン・フィンガーズ (オリジナル・デモ)
- ソー・ライク・キャンディ (オリジナル・デモ)
- ユー・ウォント・ハー・トゥー (オリジナル・デモ)
- ふりむかないで (オリジナル・デモ)
- ケアレス・ラヴに気をつけて (オリジナル・デモ)
- マイ・ブレイヴ・フェイス (オリジナル・デモ)
- プレイボーイ・トゥ・ア・マン (オリジナル・デモ)
DISC 3:1988年デモ音源
- ザ・ラヴァーズ・ザット・ネヴァー・ワー (1988デモ)
- トミーズ・カミング・ホーム (1988デモ)
- トゥエンティー・ファイン・フィンガーズ (1988デモ)
- ソー・ライク・キャンディ (1988デモ)
- ユー・ウォント・ハー・トゥー (1988デモ)
- ふりむかないで (1988デモ)
- ケアレス・ラヴに気をつけて (1988デモ)
- マイ・ブレイヴ・フェイス (1988デモ)
- プレイボーイ・トゥ・ア・マン (1988デモ)
DVD:ビデオ・コンテンツ
● ミュージック・ビデオ
- マイ・ブレイヴ・フェイス
- マイ・ブレイヴ・フェイス(ヴァージョン2)
- ディス・ワン(ヴァージョン1)
- ディス・ワン(ヴァージョン2)
- フィギュア・オブ・エイト
- パーティ・パーティ
- 太陽はどこへ?
- プット・イット・ゼア
- ディストラクションズ
- 幸せなる結婚
● クリエイティング・フラワーズ・イン・ザ・ダート
- ポールとエルヴィス
- スタジオで芽吹くつぼみ
- メイキング・オブ「ディス・ワン」(ディーン・チェンバレン監督)
● 『プット・イット・ゼア』ドキュメンタリー
- プット・イット・ゼア・ドキュメンタリー
DOWNLOAD ONLY:B面曲・リミックス・エディット集
- バック・オン・マイ・フィート
- フライング・トゥ・マイ・ホーム
- ザ・ファースト・ストーン
- グッド・サイン
- ディス・ワン(クラブ・ラヴジョイズ・ミックス)
- フィギュア・オブ・エイト(12インチ・ボブ・クリアマウンテン・ミックス)
- ラヴリエスト・シング
- 太陽はどこへ?(12インチ・ミックス)
- 太陽はどこへ?(タブ・ダブ・ミックス)
- 太陽はどこへ?(7インチ・ミックス)
- 太陽はどこへ?(インストゥルメンタル)
- パーティ・パーティ(オリジナル・ミックス)
- パーティ・パーティ(クラブ・ミックス)
DOWNLOAD ONLY:カセット・デモ音源
- アイ・ドント・ウォント・トゥ・コンフェス
- シャロウ・グレイヴ
- ミストレス・アンド・メイド
スペシャル・エディション(2CD)収録内容
2017年に発売された『フラワーズ・イン・ザ・ダート』アーカイヴ・コレクションでは、デラックス・エディションに加え、より手に取りやすいスペシャル・エディション(2CD)も同時発売されました。
DISC 1にはオリジナル・アルバムの2017年リマスター音源、DISC 2にはエルヴィス・コステロとのオリジナル・デモ音源(未発表)を収録。
DISC 1:アルバム本編(2017リマスター)
- マイ・ブレイヴ・フェイス (2017 Remaster)
- ラフ・ライド (2017 Remaster)
- ユー・ウォント・ハー・トゥー (2017 Remaster)
- ディストラクションズ (2017 Remaster)
- 幸せなる結婚 (2017 Remaster)
- プット・イット・ゼア (2017 Remaster)
- フィギュア・オブ・エイト (2017 Remaster)
- ディス・ワン (2017 Remaster)
- ケアレス・ラヴに気をつけて (2017 Remaster)
- ふりむかないで (2017 Remaster)
- ハウ・メニー・ピープル(チコ・メンデスに捧ぐ) (2017 Remaster)
- モーター・オブ・ラヴ (2017 Remaster)
- 太陽はどこへ? (2017 Remaster)
DISC 2:ポール&コステロのオリジナル・デモ音源
- ザ・ラヴァーズ・ザット・ネヴァー・ワー (オリジナル・デモ)
- トミーズ・カミング・ホーム (オリジナル・デモ)
- トゥエンティー・ファイン・フィンガーズ (オリジナル・デモ)
- ソー・ライク・キャンディ (オリジナル・デモ)
- ユー・ウォント・ハー・トゥー (オリジナル・デモ)
- ふりむかないで (オリジナル・デモ)
- ケアレス・ラヴに気をつけて (オリジナル・デモ)
- マイ・ブレイヴ・フェイス (オリジナル・デモ)
- プレイボーイ・トゥ・ア・マン (オリジナル・デモ)
デラックス版とは異なり、1988年デモや映像メディアは含まれていないものの、楽曲の核となる創作の瞬間を追体験できる、貴重な内容となっています。
パッケージはスリムながらも、ポールとコステロの化学反応をじっくり味わえる内容で、コアファンのみならずライトリスナーにもおすすめのエディションです。
『Flowers In The Dirt』エディション別 比較表
デラックス・エディション(アーカイヴ・コレクション)3CD+DVD+Download大量のB面曲、12″ミックス、1988年デモも収録ミュージックビデオ/ドキュメント映像収録豪華ブックレット、ダウンロードコード等全音源・映像・書籍が揃った完全版
| エディション名 | 収録CD/LP | ボーナストラック | 映像コンテンツ | 付属アイテム | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 通常盤(1989年版) | 1枚(CDまたはLP) | なし | なし | なし | オリジナル音源のみを収録したスタンダード版 |
| スペシャル・エディション(2017年) | 2CD | コステロとのオリジナル・デモ(DISC2) | なし | なし | 廉価で入手できる2枚組リマスター+デモ集 |
| ワールド・ツアー・パック(1989年 UK限定) | LP+片面エッチド7インチ | 未発表曲「Party Party」 | なし | ポスター2種、ステッカー、ポストカード6枚、ツアー日程表 | ファングッズ満載の数量限定ボックスセット |
1990年「ゲット・バック・ツアー・イン・ジャパン」

『フラワーズ・イン・ザ・ダート』発表後、ポール・マッカートニーは大規模なワールド・ツアーを敢行。その一環として1990年、日本で初のソロ・ツアー「ゲット・バック・ツアー・イン・ジャパン」を開催しました。
公演日程:
1990年3月3日、5日、7日、9日、11日、13日
会場:東京ドーム
ビートルズ時代の名曲からウイングス時代、そして最新アルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』の楽曲までを網羅した豪華セットリストは、日本のファンにとって歴史的瞬間となりました。
セットリスト
- Figure Of Eight
- Jet
- Got To Get You Into My Life
- Rough Ride
- Band On The Run
- We Got Married
- Let ‘Em In
- The Long And Winding Road
- The Fool On The Hill
- Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
- Good Day Sunshine
- Can’t Buy Me Love
- Put It There
- Hello, Goodbye
- Things We Said Today
- Eleanor Rigby
- This One
- My Brave Face
- Back In The U.S.S.R.
- I Saw Her Standing There
- Coming Up
- Let It Be
- Ain’t That A Shame
- Live And Let Die
- Hey Jude
アンコール
- Yesterday
- P.S. Love Me Do(※3/9、3/11、3/13公演のみ)
- Get Back
- Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
このツアーは、ビートルズ解散後初めてポールが本格的に日本で行ったソロ公演であり、6日間で延べ約30万人を動員。日本の音楽史に刻まれる伝説的コンサートとなりました。
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のまとめ
『フラワーズ・イン・ザ・ダート』は、ポール・マッカートニーの創作意欲と成熟したサウンド、そしてエルヴィス・コステロとの奇跡的な共作が結実した作品です。
時代を超えて今なお聴き継がれる名盤として、多くの音楽ファンにとってのマスターピースであり続けています。
この記事のまとめ
- 1989年発表のマッカートニーの代表作
- エルヴィス・コステロとの奇跡の共作が実現
- 多彩なジャンルを融合した完成度の高い作品
- 収録曲すべての個別解説を掲載
- 再発盤のボーナス曲やシングル展開も網羅
- アーカイヴ・コレクションの全収録内容を紹介
- デラックス/スペシャル両エディションの違いも明確に解説

