『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』は、これまでのアンソロジー・シリーズを受け継ぎながら、未発表音源や新たにミックスされた楽曲を通じてビートルズという存在を新たな角度から感じさせる作品です。1995〜96年に発表された『アンソロジー』三部作から30年の時を経て、プロデューサーのジャイルズ・マーティンが再編集し、13曲の未公開テイクに加え、「フリー・アズ・ア・バード」や「リアル・ラヴ」の2025年ミックス、そして2023年に完成した“最後のビートルズ曲”「Now And Then」も収録されています。
本記事では、『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』の収録曲の注目ポイント、過去作との違い、そしてファンの評価までを徹底的にご紹介します。
この記事を読むとわかること
- 『アンソロジー・コレクション』8CDボックスの全収録内容
- 『Vol.4』に収録された未発表音源と新ミックスの詳細
- ビートルズ最終章「Now And Then」が持つ歴史的意義

『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』とは?
『アンソロジー Vol.4』は、ビートルズの1963年〜1969年のセッション音源を中心に構成されたコンピレーション作品です。30年以上の歳月を経て発掘された別テイクやデモを、新たに編纂・リマスタリングしたこのアルバムは、ファンにとっての“新たな発見”と“再発見”が詰まった一枚となっています。
未発表テイクが語るビートルズの創造の現場
本作に収録された未発表テイクの数々は、1970年代前半のアンソロジーとは異なり、楽曲が完成に至る過程そのものを克明に記録しています。例えば、1963年の初期セッションを収めたテイクは、若き日の彼らがバンドとしてのエネルギーを試行錯誤しながら音に込めていた瞬間を伝えます。
収録内容の魅力──未発表音源と新ミックスに注目
『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』は、これまで未公開だった音源やデモトラックを収録した待望の新作であり、ビートルズの歴史の空白を埋めるような貴重な音楽資料となっています。
本作には、既存曲のリミックスバージョンだけでなく、これまで一部のファンの間でしか存在が知られていなかったアウトテイクやセッション録音が多数収められています。
ここでは、その収録内容の見どころを2つの切り口からご紹介します。
注目の未発表テイクとは?
今作の目玉は、やはり公式には初登場となる未発表音源です。
たとえば、「Now And Then」は、レノンのデモをAI技術で補完した最新ヴァージョンで、まさに“最後のビートルズ・ソング”として世界的に注目されました。

そのほかにも、「While My Guitar Gently Weeps」のアコースティック・デモや、「Let It Be」セッション中の別テイクなど、聴き慣れた曲の“裏側”を体験できる構成となっています。
過去の名曲がよみがえる最新ミックス
『Vol.4』では、ただ古い音源を並べただけではありません。
現代のリマスタリング技術とAI処理によって、当時の音源がクリアに、かつ臨場感をもって再構築されています。
特に「Real Love」や「Free As A Bird」といった1990年代に一度リリースされた“新曲”も、今回のミックスではより原音に忠実かつ繊細な音づくりがなされており、ファンからは「まったく新しい体験」との声も。
これにより、ビートルズの過去と現在が鮮やかに接続された1枚となっています。
代表曲徹底解説──Vol.4収録トラックの詳細ガイド
『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』には、2枚組・全36曲が収録されています。
そのうち13曲は未発表デモや別テイクで、他の多くの曲も新たにミックスされており、すでに知られた楽曲でも“初めて聴くような新鮮さ”を感じられる内容です。
以下では、Disc 1・Disc 2に分けて代表的なトラックとその聴きどころを紹介します。
ディスク1の収録曲と解説
- 「I Saw Her Standing There(Take 2)」:アルバム『Please Please Me』セッションからの別テイク。演奏がより荒削りで、バンド初期の熱気が伝わってくる。
- 「This Boy(Takes 12 & 13)」:もともとは「Free As A Bird」シングルのカップリング曲として発表されていたが、今作で初めてアルバム収録された。
- 「In My Life(Take 1)」:ジョンとジョージがストラトキャスターを使って録音した初期テイク。より親密な演奏が楽しめる。
- 「Nowhere Man(Take 2)」:バースの雰囲気がザ・バーズ風に仕上がっており、当時の音楽的影響がよく現れている。
- 「Got To Get You Into My Life(モノ・ミックス)」:初公開のモノバージョン。ホーンセクションの音のバランスが新鮮。
- 「Strawberry Fields Forever(Take 26)」:本格的な制作に入る直前のバージョン。サイケな完成版とは異なる魅力。
- 「While My Guitar Gently Weeps(Take 27)」:通称“第三ヴァージョン”。クラプトン加入前の緊張感ある演奏が味わえる。
ディスク2の収録曲と解説
- 「Can You Take Me Back?(Take 1)」:『ホワイト・アルバム』の中間曲として断片的にしか使われなかったが、今回はフルテイクで登場。
- 「Octopus’s Garden(リハーサル)」:リンゴ主導のリハーサル音源。和やかな雰囲気とアレンジ前の姿がうかがえる。
- 「Don’t Let Me Down(ルーフトップ ver.)」:伝説の屋上ライブからの音源。ライブ感が生々しい。
- 「Free As A Bird(2025ミックス)」:ジェフ・リンによる新ミックス。ボーカルとストリングスのバランスがよりクリアに。
- 「Real Love(2025ミックス)」:こちらも同様に再ミックスされ、ピアノとコーラスの立体感が際立つ仕上がりに。
- 「Now And Then」:本作最大の目玉であり、“最後のビートルズ・ソング”。AIによってジョンの声が蘇り、ポール、リンゴ、ジョージの演奏と融合する感動の1曲。
これらの楽曲を通じて、ビートルズがどのように音楽を作り上げていたかのプロセスが明確に見えてきます。
また、以前から存在は知られていたが正式音源として聴けなかった曲が多く含まれており、“幻の音源”をアルバムとして楽しめる贅沢さがあります。
Disc 1
- I Saw Her Standing There(Take 2)
- Money (That’s What I Want)(Undubbed RM7)
- This Boy(Takes 12 & 13)
- Tell Me Why(Takes 4 & 5)
- If I Fell(Take 11)
- Matchbox(Take 1)
- Every Little Thing(Takes 6 & 7)
- I Need You(Take 1)
- I’ve Just Seen A Face(Take 3)
- In My Life(Take 1)
- Nowhere Man(Take 2)
- Got To Get You Into My Life(Mono Mix / 2nd Version)
- Love You To(Take 7)
- Strawberry Fields Forever(Take 26)
- She’s Leaving Home(Take 1 – Instrumental)
- Baby, You’re A Rich Man(Takes 11 & 12)
- All You Need Is Love(BBCリハーサル)
- The Fool On The Hill(Take 5 – Instrumental)
- I Am The Walrus(Take 19 – Strings, Brass Overdub)
Disc 2
- Hey Bulldog(Take 4 – Instrumental)
- Good Night(Take 10 + Guitar from Take 5)
- While My Guitar Gently Weeps(Take 27 – Version 3)
- (You’re So Square) Baby I Don’t Care(Studio Jam)
- Helter Skelter(Take 17 – 2nd Version)
- I Will(Take 29)
- Can You Take Me Back?(Take 1 – Mono)
- Julia(Two Rehearsals)
- Get Back(Take 8)
- Octopus’s Garden(Rehearsal)
- Don’t Let Me Down(Rooftop Performance)
- You Never Give Me Your Money(Take 36)
- Here Comes The Sun(Take 9)
- Something(Take 39 – Instrumental / Strings only)
- Free As A Bird(2025 Remix)
- Real Love(2025 Remix)
- Now And Then(2025 Version)
シリーズの流れを振り返る──Vol.1〜3との違い
『ザ・ビートルズ・アンソロジー』シリーズは、1995年から1996年にかけてリリースされたVol.1〜3に始まり、未発表音源やデモ音源を中心に、ビートルズの創作過程を掘り下げた貴重なアーカイブとして多くのファンに受け入れられました。
そして、約30年の時を経て登場した『Vol.4』は、単なる続編ではなく、新技術を活かして“ビートルズの物語を完結させる”という側面を持つ特別な存在です。
ここでは、各巻の特徴とVol.4との違いを明確に整理していきます。
音源構成とテーマの進化
Vol.1は1958年の「In Spite Of All The Danger」や「That’ll Be The Day」といった初期音源から始まり、デビュー前〜1964年初頭の活動が主なテーマでした。
Vol.2では1965年から1967年の革新的な時期をカバーし、『Rubber Soul』『Revolver』『Sgt. Pepper’s』期の実験的スタジオセッションが収録されています。
Vol.3は後期(1968〜1970年)に焦点を当て、『ホワイト・アルバム』〜『Let It Be』セッションの断片や、解散直前のナンバーが特徴です。
それに対して『Vol.4』では、過去3作に未収録だった音源や再構築されたミックス、さらにAI技術で蘇った「Now And Then」までが収録され、時系列ではなく“新しい視点から再編集されたアンソロジー”という構成になっています。
なぜ今Vol.4が登場したのか?
背景には、最新の音源解析技術(AI分離技術)とリミックス技術の進化があります。
特にジョン・レノンの自宅デモをもとに制作された「Now And Then」は、1995年当時では技術的に完成が不可能だったため、“30年越しに完成されたビートルズの新曲”として話題を呼びました。
また、ファンの間でも「アンソロジー3で終わった物語を今こそ再び語るべき」という声が根強く、Vol.4はその期待に応える形で企画されたと言えます。
Vol.4は単なる音源集ではなく、ビートルズの物語に“ラストページ”を加えるような意義深いリリースなのです。
ファンの声に見るVol.4の価値と反響
『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』のリリースは、世界中のファンに衝撃と感動を与えました。
とりわけ、「Now And Then」という“最後の新曲”の収録により、単なる音源集にとどまらない歴史的なリリースとして多くの反響を呼んでいます。
SNSやレビューサイトでは、コアファンから初めて聴くリスナーまで幅広い層がコメントを寄せ、その内容は非常に多様です。
熱狂的ファンのレビューから見える評価
長年ビートルズを聴いてきた世代にとって、Vol.4は“夢が叶った”ような体験になっています。
「While My Guitar Gently Weeps」の別バージョンや、「Strawberry Fields Forever」の未公開テイクを聴いたファンからは、「こんな演奏が残っていたのか」との驚きが多数。
また、「Now And Then」を聴いた感想として、「涙が止まらなかった」「ジョンの声が今も生きている」といった感動の声が世界中から寄せられています。
ビートルズ入門者にもおすすめの理由
一方で、ビートルズ初心者にとっても『Vol.4』は良質なガイド的作品といえます。
初期のエネルギッシュな演奏から後期の実験的なアプローチ、そして最新技術で再構築された名曲まで、ビートルズの変遷と魅力をコンパクトに体験できる構成が評価されています。
中には「Vol.4をきっかけに1〜3も聴いてみた」「ビートルズの音楽の奥深さに目覚めた」という新たなファンの声も目立ちます。
また、Apple MusicやSpotifyなどのストリーミング配信でも高順位を記録し、若いリスナーの間でも再評価のきっかけとなっているのが印象的です。
『アンソロジー・コレクション(2025)8CDボックス』とは?


『ザ・ビートルズ・アンソロジー・コレクション(2025)』は、1995年から1996年にかけて発売された『Anthology 1〜3』の3作品に、新たに制作された『Anthology 4』を加えた公式8CDボックスセットです。









長らくファンの間で“幻の第4作”とされていた音源が収録されており、ジョン・レノンのデモをAI技術で再構築した「Now And Then」もこのセットに収録されています。
このボックスは完全生産限定盤として登場し、各ディスクはリマスタリング済み、さらに豪華ブックレットや未発表写真も同梱されています。
『アンソロジー・コレクション(2025)』全8CD:完全収録曲リスト
Disc 1:Anthology 1 – Part 1
- Free As A Bird (1995 mix)
- John Lennon Speech 1
- That’ll Be The Day
- In Spite Of All The Danger
- Paul McCartney Speech 1
- Hallelujah, I Love Her So (Home demo)
- You’ll Be Mine (Home demo)
- Cayenne (Home demo)
- Paul McCartney Speech 2
- My Bonnie
- Ain’t She Sweet
- Cry For A Shadow
- John Lennon Speech 2
- Brian Epstein Speech 1
- Searchin’ (Decca audition)
- Three Cool Cats (Decca audition)
- The Sheik Of Araby (Decca audition)
- Like Dreamers Do (Decca audition)
- Hello Little Girl (Decca audition)
- Brian Epstein Speech 2
- Besame Mucho (June 1962 version)
- Love Me Do (First version)
- How Do You Do It
- Please Please Me (First version)
- One After 909 (Takes 3, 4 and 5)
- One After 909 (Edit of Takes 4 and 5)
- Lend Me Your Comb (BBC recording)
- I’ll Get You (Sunday Night at the London Palladium)
- John Lennon Speech 3
- I Saw Her Standing There (Live in Stockholm)
- From Me To You (Live in Stockholm)
- Money (That’s What I Want) (Live in Stockholm)
- You Really Got A Hold On Me (Live in Stockholm)
- Roll Over Beethoven (Live in Stockholm)
Disc 2:Anthology 1 – Part 2
- She Loves You (Royal Variety Performance)
- Till There Was You (Royal Variety Performance)
- Twist And Shout (Royal Variety Performance)
- This Boy (The Morecambe And Wise Show)
- I Want To Hold Your Hand (The Morecambe And Wise Show)
- Speech From The Morecambe And Wise Show
- Moonlight Bay (The Morecambe And Wise Show)
- Can’t Buy Me Love (Take 2 with solo from Take 1)
- All My Loving (The Ed Sullivan Show)
- You Can’t Do That (Take 6)
- And I Love Her (Take 2)
- A Hard Day’s Night (Take 1)
- I Wanna Be Your Man (Around The Beatles)
- Long Tall Sally (Around The Beatles)
- Boys (Around The Beatles session)
- Shout (Around The Beatles)
- I’ll Be Back (Take 2)
- I’ll Be Back (Take 3)
- You Know What To Do (Demo)
- No Reply (Demo)
- Mr Moonlight (Takes 1 and 4)
- Leave My Kitten Alone (Take 5)
- No Reply (Take 2)
- Eight Days A Week (Takes 1, 2 and 4)
- Eight Days A Week (Take 5)
- Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey! (Take 2)
Disc 3:Anthology 2 – Part 1
- Real Love (1996 mix)
- Yes It Is (Takes 2 and 14)
- I’m Down (Take 1)
- You’ve Got To Hide Your Love Away (Take 5)
- If You’ve Got Trouble (Take 1)
- That Means A Lot (Take 1)
- Yesterday (Take 1)
- It’s Only Love (Takes 3 and 2)
- I Feel Fine (Blackpool Night Out)
- Ticket To Ride (Blackpool Night Out)
- Yesterday (Blackpool Night Out)
- Help! (Blackpool Night Out)
- Everybody’s Trying To Be My Baby (Live at Shea Stadium, New York)
- Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Take 1)
- I’m Looking Through You (Take 1)
- 12-Bar Original (Take 2 edited)
- Tomorrow Never Knows (Take 1)
- Got To Get You Into My Life (Take 5)
- And Your Bird Can Sing (Take 2)
- Taxman (Take 11)
- Eleanor Rigby (Take 14 – Strings only)
- I’m Only Sleeping (Rehearsal)
- I’m Only Sleeping (Take 1)
- Rock And Roll Music (Live in Tokyo)
- She’s A Woman (Live in Tokyo)
Disc 4:Anthology 2 – Part 2
- Strawberry Fields Forever (Home demo sequence)
- Strawberry Fields Forever (Take 1)
- Strawberry Fields Forever (Take 7 and edit piece)
- Penny Lane (Remix)
- A Day In The Life (Takes 1, 2, 6 and orchestra)
- Good Morning Good Morning (Take 8)
- Only A Northern Song (Takes 3 and 12)
- Being For The Benefit Of Mr Kite! (Takes 1 and 2)
- Being For The Benefit Of Mr Kite! (Take 7)
- Lucy In The Sky With Diamonds (Takes 6, 7 and 8)
- Within You Without You (Instrumental)
- Sgt Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise) (Take 5)
- You Know My Name (Look Up The Number) (Stereo remix)
- I Am The Walrus (Take 16)
- The Fool On The Hill (Demo)
- Your Mother Should Know (Take 27)
- The Fool On The Hill (Take 4)
- Hello, Goodbye (Take 16)
- Lady Madonna (Takes 3 and 4)
- Across The Universe (Take 2)
Disc 5:Anthology 3 – Part 1
- A Beginning
- Happiness Is A Warm Gun (Esher demo with false start)
- Helter Skelter (Take 2 edited)
- Mean Mr Mustard (Esher demo)
- Polythene Pam (Esher demo)
- Glass Onion (Esher demo)
- Junk (Esher demo)
- Piggies (Esher demo)
- Honey Pie (Esher demo edited)
- Don’t Pass Me By (Take 3 with Take 5 vocal)
- Ob-La-Di, Ob-La-Da (First version – Take 5)
- Good Night (Rehearsal and Take 34)
- Cry Baby Cry (Take 1)
- Blackbird (Take 4)
- Sexy Sadie (Take 6)
- While My Guitar Gently Weeps (Acoustic version – Take 1)
- Hey Jude (Take 2)
- Not Guilty (Take 102 edited)
- Mother Nature’s Son (Take 2)
- Glass Onion (Original mono mix)
- Rocky Raccoon (Take 8)
- What’s The New Mary Jane (Take 4)
- Step Inside Love / Los Paranoias (Studio jam)
- I’m So Tired (Edit of Takes 3, 6 and 9)
- I Will (Take 1)
- Why Don’t We Do It In The Road (Take 4)
- Julia (Take 2)
Disc 6:Anthology 3 – Part 2
- I’ve Got A Feeling (Apple Studio)
- She Came In Through The Bathroom Window (Apple Studio)
- Dig A Pony (Apple Studio)
- Two Of Us (Apple Studio)
- For You Blue (Apple Studio)
- Teddy Boy (Apple Studio)
- Medley: Rip It Up / Shake, Rattle And Roll / Blue Suede Shoes (Apple Studio jam)
- The Long And Winding Road (Apple Studio)
- Oh! Darling (Apple Studio)
- All Things Must Pass (Demo)
- Mailman, Bring Me No More Blues (Apple Studio jam)
- Get Back (Third rooftop performance)
- Old Brown Shoe (Demo)
- Octopus’s Garden (Take 2)
- Maxwell’s Silver Hammer (Take 5)
- Something (Demo)
- Come Together (Take 1)
- Come and Get It (Demo – 1996 remix)
- Ain’t She Sweet (Studio jam)
- Because (Vocals only)
- Let It Be (Apple Studio)
- I Me Mine (Take 16)
- The End (Remix with the final chord of A Day In The Life)
Disc 7:Anthology 4 – Part 1
- I Saw Her Standing There (Take 2)
- Money (That’s What I Want) (RM7 undubbed)
- This Boy (Takes 12 and 13)
- Tell Me Why (Takes 4 and 5)
- If I Fell (Take 11)
- Matchbox (Take 1)
- Every Little Thing (Takes 6 and 7)
- I Need You (Take 1)
- I’ve Just Seen A Face (Take 3)
- In My Life (Take 1)
- Nowhere Man (First version – Take 2)
- Got To Get You Into My Life (Second version – unnumbered mix)
- Love You To (Take 7)
- Strawberry Fields Forever (Take 26)
- She’s Leaving Home (Take 1 – instrumental)
- Baby, You’re A Rich Man (Takes 11 and 12)
- All You Need Is Love (Rehearsal for BBC broadcast)
- The Fool On The Hill (Take 5 – Instrumental)
- I Am The Walrus (Take 19 – strings, brass, clarinet overdub)
Disc 8:Anthology 4 – Part 2
- Hey Bulldog (Take 4 – instrumental)
- Good Night (Take 10 with a guitar part from Take 5)
- While My Guitar Gently Weeps (Third Version – Take 27)
- (You’re So Square) Baby I Don’t Care (Studio jam)
- Helter Skelter (Second version – Take 17)
- I Will (Take 29)
- Can You Take Me Back? (Take 1)
- Julia (Two rehearsals)
- Get Back (Take 8)
- Octopus’s Garden (Rehearsal)
- Don’t Let Me Down (First rooftop performance)
- You Never Give Me Your Money (Take 36)
- Here Comes The Sun (Take 9)
- Something (Take 39 – instrumental – strings only)
- Free As A Bird (2025 mix)
- Real Love (2025 mix)
- Now And Then
未発表テイクが意味するもの
『アンソロジー Vol.4』に収録された未発表テイク群は、単なる“お宝音源”ではありません。これらはビートルズがどのようにアイデアを育み、音楽を構築していったかを理解するための“時間の痕跡”です。演奏の粗さ、メンバー同士のやり取り、異なるアレンジの試行——こうした“生成の瞬間”こそが、彼らの音楽の本質を示すものと言えます。
アンソロジー・シリーズ全体の物語として
本作は、1995〜96年のオリジナル『アンソロジー』三部作の完結ではなく、“その先”へと続く物語です。初期の衝動から成熟、そして“最後の曲”へと至る旅路は、ビートルズというバンドがただの過去の偉大なバンドとしてではなく、「創造のプロセスそのものとして永遠に鳴り続ける存在」であることを教えてくれます。
まとめ:音の隙間に見える光
『ザ・ビートルズ・アンソロジー Vol.4』は、完成形としての名曲ではなく、“その背後にある思考と感覚の流れ”を聴き手に委ねるアルバムです。未発表のテイクや新ミックスが織り成す36の音は、私たちを過去へと誘うだけでなく、音楽とは何かという問いそのものを私たちに投げかけます。
ビートルズという伝説は、ひとたび耳を澄ませば、まだ鳴り続けているのです。
この記事のまとめ
- 『アンソロジー・コレクション』は全8枚構成のCDボックス
- 幻の『Vol.4』が新たに加わり公式音源として登場
- 未発表テイクやAI技術による最新ミックスを収録
- 「Now And Then」はビートルズ最後の新曲として収録
- 収録曲リストを全ディスク分、詳細に紹介
- Vol.1〜3との違いや構成の進化も解説
- 購入方法や限定盤の特徴についても網羅
- 往年のファンにも新規リスナーにも響く内容
