映画『レイジング・ブル』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

アメリカ
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1980年11月14日に公開された映画『レイジング・ブル』。
この記事では、映画『レイジング・ブル』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

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映画『レイジング・ブル』の予告編

本作は、実在したミドル級のレジェンド、ジェイク・ラモッタの半生を描いた作品です。
“ブロンクス・ブル”の通り名で知られ、無敵の快進撃を誇っていたジェイク・ラモッタ。
時には煮え切らない判定に屈辱を与えられるも、ボクサーとしてのキャリアを着実に上げていきます。
しかし、タイトル挑戦権欲しさに引き受けた八百長試合を境に、徐々に人生に陰りが芽生え始め…。

映画『レイジング・ブル』のあらすじ(ネタバレなし)

1964年、今やボクサーとして現役生活にピリオドを打ったジェイク・ラモッタ。
場末の酒場のオーナーで、少数の客相手歯切れの悪いトークをする毎日でした。
すっかり落ちぶれた姿ですが、かつて彼はリング上で輝くボクサーだったのです…。
時は遡り1941年、ラモッタは弟・ジョーイをマネージャーに、実力だけでタイトルを掴もうとしていました。
燻り続ける毎日のある日、15歳のブロンド美女・ビッキーに一目惚れし、後に結婚。
キャリアを順調に積み上げていきますが、八百長試合を仕切る組織の大物・トミーに歯向かい続け、頂点に辿り着けない現実。
現状に痺れを切らし、彼の誘いに乗ってしまったラモッタは、1949年に念願のタイトルマッチが決定。
新チャンピオンの座に輝くラモッタでしたが、ビッキーに対する独占欲は年々病的なものになり、手が付けられない状態に。
血の気の多さも相まって、いよいよ「終わりの始まり」を迎えるのでした…。

映画『レイジング・ブル』の解説

本作は、1980年にアメリカで公開された作品です。
監督は巨匠マーティン・スコセッシ。
主演のロバート・デ・ニーロとは、数々の名作でコンビを組んだことで知られています。
ストーリーの元となったのは、ジェイク・ラモッタによる自伝。
第53回アカデミー賞にて、数々の部門で受賞・ノミネートがされた作品でも知られています。
役作りに情熱を注ぎ込むことで知られるデ・ニーロは、主演男優賞の栄光に輝きました。
また、スコセッシ作品の常連で知られるジョー・ペシの存在にも注目。
デ・ニーロに劣らない迫真の演技で、この年のアカデミー賞で助演男優賞にノミネートされました。
栄光と挫折の狭間で狂気じみた性格が災いし、転落していく一人の孤独なボクサーを描いた本作。
伝説のミドル級チャンプの現役時代と引退後の姿を体現した、デ・ニーロの神憑りの熱演は圧巻です!。

映画『レイジング・ブル』のみどころ

本作の見どころは、

・ラモッタ役を演じたデ・ニーロの狂気

が挙げられます。
連勝街道をばく進、リングの上では一際輝くジェイク・ラモッタ。
しかし、私生活では二番目の妻・ビッキーを独占したい余り、周りを巻き込んで暴走。
試合だけでなく日常生活でも、その制御不能の感情が原因となり孤立していきます。
ミドル級チャンプに輝いても、真の意味で栄光を勝ち取ることが出来ない彼。
何時まで経っても一人ぼっちな姿がひたすら悲しいですね…。
不器用過ぎるほど不器用な役柄という難しい役柄を、デ・ニーロは見事に演じ切ってくれました。
時にはブチキレたおっかない演技で、時には寂しさを滲ませた孤独な演技で…。
身体作りにおいても余念はありません。
本物のボクサーのような強靭な肉体に、引退後の肥満体型。
心と身体、その両方を役に捧げるその姿は、正にプロフェッショナル。
映画ファンならずとも、その魂の熱演を確認してみて欲しいです。

映画『レイジング・ブル』の感想

本作は、デ・ニーロの存在が際立つ作品ですが、他のキャストにも注目です。
弟・ジョーイ役ジョー・ペシの、兄・ラモッタに決して劣らないキレっぷり。
ラモッタに振り回され続ける若妻・ビッキーを演じた、キャシー・モリアーティ。
生々しい試合のシーンや、人間関係での軋轢なども相まって、色々な意味で「激しい」映画です。
それはまるで、ボクシングというスポーツの枠組みを越えた競技を体現したかのよう。
圧巻のクオリティーですので、是非一度視聴することをオススメします。

映画『レイジング・ブル』の登場人物・キャスト

ジェイク・ラモッタ:ロバート・デ・ニーロ
ジョーイ・ラモッタ:ジョー・ペシ
ビッキー・セイラー:キャシー・モリアーティ
レノーラ・ラモッタ:テレサ・サルダナ
トミー・コモ:ニコラス・コラサント

映画『レイジング・ブル』のスタッフ

監督:マーティン・スコセッシ
製作:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
原作:ジェイク・ラモッタ
脚本:ポール・シュレイダー、マーディク・マーティン(英語版)
撮影:マイケル・チャップマン
編集:セルマ・スクーンメイカー、マーク・ワーナー(編集補佐)
音楽:レス・ラザロビッツ(英語版)
プロダクション・アシスタント:レイチェル・ティコティン
プロダクション代理人:マイケル・E・ウスラン

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