映画『遠すぎた橋』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

アメリカ
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1977年6月15日に公開された映画『遠すぎた橋』。
この記事では、映画『遠すぎた橋』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

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映画『遠すぎた橋』の予告編

ノルマンディ作戦後の連合軍最大の「マーケット・ガーデン作戦」を描く戦争巨編です。5つの橋を攻略する目的で開始した戦いでしたが、4つめの橋の頃から雲行きが怪しくなり、次々と師団がドイツ軍に攻撃され、無謀な作戦であったことが露呈してまいりました。次々と劣勢に追い込まれ野戦病院も追いつかず、発狂する者も出る始末、戦争の虚しさを描きます。

映画『遠すぎた橋』のあらすじ(ネタバレなし)

連合軍のノルマンディ上陸作戦後、ナチスドイツを追い詰めるべく、空からのマーケットそして陸からのガーデンと称した作戦が立てられました。ドイツ軍を動きを偵察していた情報部はそのリスクを指摘していましたが、総司令官はこれを無視し1944年9月17日に決行されてしまいました。
数多の輸送機が空を覆い、そこから蜘蛛の子を散らすようにパラシュート部隊が降下、一方陸では大戦車隊が進軍するかつてない大掛かりな作戦が展開されました。
しかしドイツ軍の反撃は壮絶で、次々と師団が壊滅状態に追い込まれ、作戦どおりの侵攻は叶わず残骸と死体の山が増えるのみでした。狂気が皆を襲い戦意も喪失し連合軍だけでも死者行方不明者あわせて17,000名の命を無駄にしただけでした。

映画『遠すぎた橋』の解説

圧巻のオールスターがなにより見所です。当時の本当にハリウッドのトップを牽引するスターが揃いもそろい豪華共演しております。中でもポスターの要はロバート・レッドフォードで、次々と大作の主演を担い人気絶頂の頃の作品で、本格第二次世界大戦ものへの出演です。しかしながら映画の中では他の出演者よりもずっと出番が少なく、レッドフォード人気を意識したものでした。さらに戦場のお話につき女優陣がベルイマン御用達の大女優であるリブ・ウルマンだけってのも寂しい限りです。ただし彼女の役は最初はオードリー・ヘプバーンにオファーされたものでした。
描かれる作戦は史実に基づくもので、戦後30年で生存の方も多く丁寧な配慮を施して映画化にこぎつけました。実際の航空機から戦車として軍用車まで本物を投入しかつてない大掛かりな戦場シーンが繰り広げられました。

「遠すぎた橋」マーチは、この長いバージョンは映画には使われておらず、Albumに収録されているバージョンが使われていました。

映画『遠すぎた橋』のみどころ

多数の師団ごとにトップスターを配し、それぞれに見所を設けその意味では楽しめます。とんでもない予算を投入しての戦闘シーンから、無数の落下傘なんて今ではCGで描くのでしょうがここでは本物の実写の迫力が凄まじいです。もちろんご存じのとおりこの作戦は結果的には失敗で労多くして成果は僅かでした。結果的に無情の戦争から厭戦を描きますので、アクションシーンに爽快感は皆無です。ナチスドイツ側の徹底抗戦もあり次々と死体の山を築き、そもそもの橋へ到達出来ず橋は遠かったとなるのです。もとよりノルマンディー以降連戦連勝を重ねた連合軍の大いなる誤算でした。

映画『遠すぎた橋』の感想

多数のスターが相互に関わるわけでなし、それぞれの師団に分散しているだけで、全体像が把握し難く散漫な結果でした。ただし戦闘シーンの迫力だけは見ごたえ充分です。リチャード・アッテンボローは大作御用達監督ですが、総花的でポリシーが希薄なのが残念でした。

映画『遠すぎた橋』の登場人物・キャスト

フレデリック・ブラウニング中将: ダーク・ボガード
ブライアン・ホロックス中将:エドワード・フォックス
ロイ・アーカート少将:ショーン・コネリー
ジョー・バンドルール中佐:マイケル・ケイン
ジャイルズ・バンドルール少佐: マイケル・バーン
ジョン・フロスト中佐:アンソニー・ホプキンス
ハリー・カーライル少佐: クリストファー・グッド
ジェラルド・ラスベリー准将:ドナルド・ダグラス
ビンズ二等兵:ベン・クロス
空軍気象観測将校:デンホルム・エリオット
空軍将校:ジェレミー・ケンプ
スタニスラウ・ソサボフスキー准将:ジーン・ハックマン
マクスウェル・D・テイラー少将:ポール・マクスウェル
M・ギャビン准将:ライアン・オニール
ジュリアン・クック少佐:ロバート・レッドフォード
ボビー・スタウト大佐:エリオット・グールド
グラース大尉:ニコラス・キャンベル
エディ・ドーハン軍曹:ジェームズ・カーン
軍医大佐:アーサー・ヒル
ラフリー中尉:ギャリック・ヘイゴン
ゲルト・フォン・ルントシュテット元帥:ヴォルフガング・プライス
ヴィルヘルム・ビットリヒ親衛隊中将:マクシミリアン・シェル
カール・ルートヴィヒ親衛隊少将:ハーディ・クリューガー
ギュンター・ブルーメントリット少将:ハンス・フォン・ボルソディ
ヴァルター・モーデル元帥:ヴァルター・コーウト
ヴィクトール・グラブナー大尉:フレッド・ウィリアムズ
ヤン・スパンダー医師:ローレンス・オリヴィエ
ケイト・テル・ホルスト夫人/ナレーション:リヴ・ウルマン
レジスタンスのリーダー:サイエム・ブルーム
レジスタンスのリーダーの妻:マーリーズ・フォン・アルクメイヤー
メガネをかけた少年:エリック・バント・ウット
アーネム橋袂の屋敷の老婦人:マリー・スミザイセン
メガネをかけた精神病患者:リチャード・アッテンボロー

映画『遠すぎた橋』のスタッフ

監督:リチャード・アッテンボロー
製作:ジョセフ・E・レヴィン、リチャード・P・レヴィン、ガブリエル・カツカ
共同制作:マイケル・スタンリー=エバンス
原作:コーネリアス・ライアン
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:ジェフリー・アンスワース
音楽:ジョン・アディソン
編集:アントニー・ギブス
美術:ロイ・スタンダード、スチュアート・グレイブ
プロダクション・デザイナー:テレンス・マーシュ
製作補佐:ジョン・パーマー
助監督:デビッド・トンブリン
音響効果:サイモン・カイエ
セット:ピーター・ダケロー
特殊効果:ジョン・リチャードソン
スタント指導:アルフ・ジョイント
衣装デザイン:アンソニー・メンデレソン
メイクアップ:トム・スミス
キャスティング:ミリアム・ブリックマン
カメラ:ピーター・マクドナルド

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