1939年8月25日に公開された映画『オズの魔法使』。
この記事では、映画『オズの魔法使』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『オズの魔法使』の予告編
農場に住むドロシー・ゲイルは、虹の彼方のどこかに、ここより、よりよい場所があると夢見ている少女でした。ある日彼女は、トルネードに襲われて気を失ってしまった後、愛犬や自分の家とともに魔法の国であるオズへ運ばれてしまうことから物語が始まります。
魔法の国で、様々な人に出会うドロシーを中心に、交流や絆が描かれたストーリーです。
映画『オズの魔法使』のあらすじ(ネタバレなし)
カンザスの農場に暮らす少女ドロシーは、ある日竜巻に家ごと巻き上げられ、愛犬のトトとともに魔法の国オズへ運ばれてしまいます。
家に戻りたいと願うドロシーは、オズの魔法使いにその力を借りる必要があると言われ、その魔法使いの住むと言われているエメラルド・シティを目指します。
旅の途中では、臆病なライオンや脳のないカカシに出会うほか、心を持たないブリキ男にも出会い、ドロシーたちは不思議な冒険を続けていきます。
旅の中でのドロシーの出会いや成長、「家」(帰る場所)への想いなど、どんな人にでも重なる想いが繰り広げられます。
映画『オズの魔法使』の解説
オズの魔法使いは、1939年8月25日にアメリカで、1954年12月22日に日本で、それぞれ公開されました。製作費$2,777,000で、興行収入は$16,538,431
を記録しています。また、メトロ・ゴールドウィン・メイヤーが製作と配給を請け負いました。
これまでに日本では、TBSとNHKが放映しており、NHKではBS放送でも同時放映されています。
1939年アカデミー賞において、作品賞を含んだ5部門にノミネートされ、作曲賞、歌曲賞、特別賞を受賞し、監督であるヴィクター・フレミングは同年の作品「風と共に去りぬ」で監督賞・作品賞を受賞しています。
映画『オズの魔法使』のみどころ
オズの国と呼ばれる魔法の国に飛ばされてしまったドロシーは、どんな願いも叶えてくれる大魔法使いを探して、エメラルドの都へ行こうとします。
その途中で、心が欲しいというブリキ男に出会ったり、勇気が欲しいという怖がりのライオンに出会います。彼らと旅を共にすることになるドロシー。
やがて別れを告げることになった時、かかとを3回鳴らして、「おうちほど良い場所はない」と念じますが、目が覚めたドロシーは家のベッドに寝ており、周りは夢を見ていたのだとドロシーのことを笑います。
夢見ることや、本当に欲しいもの、そして本当に良い場所の意味を問いかける作品の一つではないでしょうか。
映画『オズの魔法使』の感想
竜巻に巻かれて、家ごと魔法の国へと飛ばされてしまったドロシーが冒険を繰り広げて、やがては家へ帰ることができる、という有り触れた冒険の物語に思がちな作品の中に、「おうちほど良い場所はない」と念じる姿が、最初の「ここより良い場所」を夢見ていたドロシーと対照的でした。
隣の芝生は青いとよく言いますが、目の前にいつもあるが故に見えなくなっているものこそ、実はとても大切なものなのかもしれません。
映画『オズの魔法使』の登場人物・キャスト
ドロシー:ジュディ・ガーランド
案山子・ハンク:レイ・ボルジャー
ブリキ男・ヒッコリー:ジャック・ヘイリー
ライオン・ジーク:バート・ラー
グリンダ(北の良い魔女):ビリー・バーク
西の悪い魔女:ミス・ガルチ
オズの大魔法使い・占い師:マーヴェル
御者・門番:フランク・モーガン
映画『オズの魔法使』のスタッフ
監督:ヴィクター・フレミング
製作:マーヴィン・ルロイ
音楽:ハーバート・ストサート
作曲(歌):ハロルド・アーレン
作詞 : エドガー・イップ・ハーバーグ

