プリンス×3RDEYEGIRL名義作『プレクトラムエレクトラム』の魅力とは?

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2014年に発表されたプリンスと3RDEYEGIRLの連名アルバム『プレクトラムエレクトラム』。
同日にリリースされた『Art Official Age』とは対照的に、本作はギター主体のロックサウンドを前面に打ち出した意欲作です。本記事では、作品の背景や音楽性、聴きどころを徹底解説します。

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『プレクトラムエレクトラム』レビュー|90年代を彷彿とさせる熱量

全体を通して感じられるのは、どこか懐かしさを伴うロックの質感。
もし1990年代に発表されていても違和感のないサウンドでありながら、古さを感じさせないのはプリンスならではです。

この記事を読むとわかること

  • 『プレクトラムエレクトラム』の作品背景と意義
  • 3RDEYEGIRLとのロック回帰サウンドの魅力
  • 全収録曲の特徴と聴きどころ完全ガイド

プリンス×3RDEYEGIRL名義作『プレクトラムエレクトラム』の魅力とは?

2014年に発表された『プレクトラムエレクトラム』は、プリンスが女性トリオバンド3RDEYEGIRLと連名で制作した意欲作です。

同日にリリースされた『Art Official Age』とは対照的に、本作はギター主体のロックアルバムとして強い個性を放っています。

本章では、なぜ本作がプリンスのキャリアの中でも特異かつ重要な作品なのか、その本質的な魅力を掘り下げていきます。

まず結論から言えば、本作最大の魅力はプリンスがギタリストとして前面に立ち、バンド一体型のロックサウンドを徹底的に追求している点にあります。

タイトルの「Plectrum」はギターのピックを意味し、「Electrum」は金と銀の合金を指す言葉です。

この造語的なタイトルが象徴する通り、アルバム全体は鋭くきらめくギターリフを軸に構築されています。

シンセサイザー主体の作品が多かった近年の流れとは異なり、本作では生々しいドラム、うねるベース、歪んだギターがぶつかり合い、ライブさながらの熱量を生み出しています。

次に注目すべきは、3RDEYEGIRLとの関係性です。

ドナ・グラント(ギター)、アイダ・ニールセン(ベース)、ハンナ・フォード・ウェルカー(ドラム)という実力派メンバーによって構成されたこのバンドは、単なるバックバンドではありません。

プリンスは彼女たちを対等なパートナーとして前面に押し出し、アンサンブル重視のサウンドを完成させています。

その結果、楽曲はソロアーティストの作品というよりも、バンドの化学反応から生まれたロックアルバムとしての説得力を持つに至っています。

さらに重要なのは、本作が示す“原点回帰”の姿勢です。

ファンクの革新者として語られることの多いプリンスですが、彼の出発点には常にロックギタリストとしての自負がありました。

『プレクトラムエレクトラム』では、その原初的衝動がストレートに表現されています。

華美な装飾を削ぎ落とし、演奏の熱量そのものを提示するという姿勢は、長いキャリアを持つアーティストだからこそ到達できる境地と言えるでしょう。

だからこそ本作は、単なるロック作品ではなく、プリンスの本質を再確認できるアルバムとして高く評価されているのです。

収録曲全曲紹介|アルバム完全ガイド

『プレクトラムエレクトラム』は全12曲・約43分というコンパクトな構成ながら、ロック、ファンク、バラードまでを網羅した濃密な一枚です。

ここでは全収録曲を曲順どおりに整理し、それぞれの特徴と聴きどころを簡潔に紹介します。

トラックリスト|Prince & 3RDEYEGIRL

  • Wow(4:27):鋭いギターリフで幕を開ける攻撃的オープナー。アルバムのロック宣言とも言える一曲。
  • Pretzelbodylogic(3:26):変則的なリズムとファンキーなうねりが交錯するナンバー。バンドのグルーヴ感が光る。
  • Aintturninround(3:01):直進するビートが印象的なロックチューン。タイトル通り“後戻りしない”意志を感じさせる。
  • Plectrumelectrum(4:51):タイトル曲。ギターを主役に据えた重厚なアンサンブルが展開する本作の象徴的トラック。
  • Whitecaps(3:42):叙情性あふれるミディアムナンバー。メロディの美しさと感情表現が際立つ。
  • Fixurlifeup(3:12):鋭いカッティングとタイトなドラムが印象的。ライブ映えするエネルギッシュな楽曲。
  • Boytrouble(3:52):ファンクとロックが絶妙に混ざり合う軽快な一曲。ベースラインの存在感が際立つ。
  • Stopthistrain(3:40):疾走感あふれるロックナンバー。バンドの一体感が前面に出た展開が魅力。
  • Anotherlove(4:15):エモーショナルなボーカルが胸を打つ。ロックバラード的側面を持つ印象的な一曲。
  • Tictactoe(3:37):ミニマルなリフと反復が印象的。シンプルながら緊張感のある構成。
  • Marz(1:48):短いインタールード的楽曲。実験性と遊び心が垣間見えるアクセント。
  • Funknroll(4:09):ファンクとロックを融合させたハイブリッド・ナンバー。アルバムを締めくくるにふさわしいエネルギーを放つ。

プリンス『プレクトラムエレクトラム』徹底解説|3RDEYEGIRLと挑んだ原点回帰ロック

『プレクトラムエレクトラム』は、プリンスが3RDEYEGIRLと共に打ち出したロック回帰宣言とも言える作品です。

同日発売の『Art Official Age』がエレクトロニックで内省的だったのに対し、本作はあくまでバンドサウンドを軸にしたダイレクトな音像を提示しました。

ここでは、その音楽的特徴と2014年というタイミングの意味を詳しく解説します。

まず本作の核にあるのは、ギターを中心とした骨太のアンサンブルです。

オープニング曲「WOW」からして攻撃的なリフが炸裂し、アルバム全体にわたって歪んだギターサウンドが主導権を握ります。

装飾的な打ち込みや過度なプロダクションは控えめで、ドラムとベースの生々しいグルーヴが前面に出ています。

そのサウンドはどこか90年代のプリンス作品を思わせる質感を持ちながらも、古臭さを感じさせません。

また、本作はライブを強く意識した構造になっています。

実際、3RDEYEGIRLとのツアーで披露されてきた楽曲が中心となっており、スタジオ録音でありながらステージの熱気がそのまま封じ込められています。

バンド編成はシンプルですが、その分一音一音の説得力が増し、演奏の緊張感がダイレクトに伝わります。

“作り込む”のではなく“鳴らす”アルバムである点が、本作の最大の特徴です。

さらに見逃せないのは、2014年という発表時期です。

この年、プリンスはメジャーレーベルへ復帰し、キャリアの新章をスタートさせました。

2枚同時リリースという大胆な戦略は、ポップとロックという二面性を同時に提示する試みでもありました。

その中で『プレクトラムエレクトラム』は、ギタリスト・プリンスの矜持を明確に示した作品として重要な位置を占めています。

原点回帰でありながら決して後退ではない。

それが本作を単なる懐古的ロックアルバムに終わらせない理由なのです。

3RDEYEGIRLとは何者か?|プリンスが選んだ最強トリオ

『プレクトラムエレクトラム』を語るうえで欠かせないのが、3RDEYEGIRL(サード・アイ・ガール)という女性トリオの存在です。

彼女たちは単なるバックバンドではなく、本作を成立させた共同創造者とも言える存在です。

ここでは、そのメンバー構成と音楽的役割を整理します。

3RDEYEGIRLは、以下の3名で構成されています。

  • ドナ・グラント(Donna Grantis):ギター担当。ジャズやフュージョンの素養を持ち、鋭くも流麗なプレイが特徴。
  • アイダ・ニールセン(Ida Nielsen):ベース担当。デンマーク出身。ファンキーで躍動感あふれるベースラインが持ち味。
  • ハンナ・フォード・ウェルカー(Hannah Ford Welton):ドラム担当。パワフルかつ正確なビートでバンドを牽引。

この編成にプリンス自身がギターとボーカルで加わることで、極めてシンプルかつ強力な4人編成ロックバンドが完成しました。

キーボードを極力排したサウンドは、近年のプリンス作品とは一線を画します。

その結果、『プレクトラムエレクトラム』はライブ感を重視した生々しいアルバムとなりました。

特筆すべきは、プリンスが彼女たちを対等なパートナーとして前面に押し出した点です。

実際、アルバムは「Prince & 3RDEYEGIRL」名義でリリースされ、バンドとしての存在感が明確に打ち出されています。

これはプリンスのキャリアの中でも珍しい形態であり、彼がいかにこのプロジェクトに本気だったかを物語っています。

また、“3rd Eye”という名称は、プリンスが晩年に重視していた精神性や直観を象徴するキーワードでもあります。

単なるロックバンドではなく、音楽を通じた覚醒や意識拡張を示唆するコンセプトが込められているのです。

3RDEYEGIRLは、ロック回帰を実現するための触媒であり、プリンスの新章を支えた最重要パートナーだったと言えるでしょう。

『プレクトラムエレクトラム』レビュー|プリンスが鳴らす攻撃的ギターサウンドの真髄

『プレクトラムエレクトラム』を語るうえで欠かせないのが、全編を貫く攻撃的なギターサウンドです。

本作ではシンセサイザーよりもギターが主役となり、プリンスのプレイヤーとしての力量が前面に押し出されています。

ここでは具体的な楽曲に触れながら、その真髄を掘り下げていきます。

アルバムの幕開けを飾る「WOW」は、鋭いリフと重量感のあるドラムが印象的なナンバーです。

一音目から空気を切り裂くようなギターが鳴り響き、リスナーを一気にロックの世界へ引き込みます。

そのサウンドは装飾を排し、ライブハウスで鳴らされる爆音のような臨場感を持っています。

ここには打ち込み主体のポップスターではなく、純粋なロックギタリストとしてのプリンスの姿があります。

続く「FUNKNROLL」では、タイトル通りファンクとロックの融合が試みられています。

リズムはファンキーでありながら、ギターはハードロック的に歪み、両者が緊張感を保ったまま共存しています。

ファンクの創始者でありながらロックを知り尽くした存在だからこそ成立するサウンドです。

この二面性こそが、本作を単なるロックアルバムに終わらせない理由でもあります。

そして忘れてはならないのが「WHITE CAPS」のようなミディアム〜バラード曲です。

攻撃性だけでなく、叙情性やメロディの美しさも健在であることを証明しています。

歪んだギターの中にも繊細なニュアンスが宿り、感情を直接揺さぶる表現力が際立ちます。

最終的に浮かび上がるのは、ギタリストとして円熟の境地に達したプリンスの姿です。

技巧を誇示するのではなく、楽曲全体を牽引する武器としてギターを鳴らす。

それこそが『プレクトラムエレクトラム』におけるギターサウンドの真髄なのです。

『プレクトラムエレクトラム』とは何か?同時発売作との違いを読み解く

2014年、プリンスは『Art Official Age』と『プレクトラムエレクトラム』という対照的な2作品を同時に世に送り出しました。

この戦略は単なる話題作りではなく、彼の音楽的二面性を明確に提示する意図があったと考えられます。

ここでは両作の違いを整理しながら、本作の本質に迫ります。

まず最も大きな違いはサウンドの方向性です。

『Art Official Age』がシンセサイザーやエレクトロニックビートを駆使した実験的ポップ作品であったのに対し、本作は生演奏中心のロックアルバムです。

打ち込み主体の緻密な構築美と、バンドの衝動をそのまま封じ込めたダイナミズム。

そのコントラストは意図的であり、プリンスの振り幅の大きさを強烈に印象づけます。

しかし、表面的な違いとは裏腹に、両作には共通する“芯”があります。

それはメロディセンスとグルーヴ感です。

どれほどアレンジが変わっても、旋律の運びやリズムの粘りは一聴してプリンスと分かります。

スタイルは変化しても、本質は一貫しているという事実が、2枚を並べて聴くことでより鮮明になります。

さらに象徴的なのが、楽曲「Affirmation」の存在です。

この楽曲は両アルバムをつなぐ役割を果たし、サウンドの違いを超えて精神的な連続性を示しています。

つまり『プレクトラムエレクトラム』は単独で完結する作品であると同時に、2014年のプリンス像を完成させる片翼でもあるのです。

2枚を対にして聴くことで初めて理解できる構造こそ、本作の大きな魅力と言えるでしょう。

プリンス2014年の衝撃作『プレクトラムエレクトラム』を徹底考察

『プレクトラムエレクトラム』は、2014年という節目に発表された重要作です。

ワーナーとの関係修復、そしてメジャーレーベル復帰という大きな転換点において、本作は特別な意味を持っていました。

ここでは当時の状況を踏まえながら、その意義を考察します。

まず押さえておきたいのは、ワーナー復帰後初のスタジオ・アルバムであったことです。

長年にわたる確執を経て再びタッグを組んだこのタイミングで、プリンスは2枚同時リリースという大胆な方法を選びました。

それは単なる話題性ではなく、自らの音楽的全貌を一挙に提示する宣言だったと私は感じます。

その中で『プレクトラムエレクトラム』は、ギタリストとしての誇りを強く打ち出した作品でした。

80年代から続くファンク・ポップの革新者というイメージに加え、彼がいかにロックを愛し、演奏者として進化し続けてきたかを証明しています。

商業的なヒット狙いよりも演奏の純度を優先した姿勢は、キャリア後期ならではの潔さを感じさせます。

また、本作は3RDEYEGIRLという若い才能との協働によって生まれました。

世代を超えたバンド編成は、停滞ではなく前進を示しています。

原点回帰でありながら同時に未来志向でもあるという二重構造が、このアルバムの価値をより高めています。

だからこそ『プレクトラムエレクトラム』は、2010年代のプリンスを理解するうえで欠かせない一枚なのです。

ギター全開!プリンス『プレクトラムエレクトラム』が示したロック回帰

『プレクトラムエレクトラム』は、そのタイトルが示す通りギターを主役に据えた作品です。

ファンクの革命児というイメージが強いプリンスですが、本作ではロックギタリストとしての顔が全面に押し出されています。

ここでは、その“ロック回帰”が持つ意味を掘り下げます。

アルバム全体を通して感じるのは、装飾を削ぎ落としたシンプルなバンドサウンドです。

ギター、ベース、ドラムという基本編成を軸に、余計なプロダクションを排した構造が採られています。

その結果、音の一つひとつが立体的に響き、演奏の熱量がダイレクトに伝わります。

テクノロジーではなくプレイそのもので勝負する姿勢が、本作の核心です。

特筆すべきは、プリンスのギタープレイの表情の豊かさです。

攻撃的なリフだけでなく、ブルージーなニュアンスやサイケデリックな揺らぎも織り交ぜられています。

それは単なる技巧の誇示ではなく、楽曲をドラマティックに彩るための手段として機能しています。

ギターを“歌わせる”感覚が、アルバム全体に一貫しています。

さらに重要なのは、このロック回帰が懐古趣味に終わっていない点です。

確かに90年代を思わせる質感はありますが、それは単なる再現ではありません。

3RDEYEGIRLという新しい血を取り込みながら、プリンスは自らの原点を再定義しています。

過去を踏まえつつ現在形で鳴らされたロックであるからこそ、『プレクトラムエレクトラム』は今も鮮烈に響くのです。

『プレクトラムエレクトラム』レビュー|90年代を彷彿とさせる熱量

『プレクトラムエレクトラム』を通して強く感じるのは、どこか懐かしさを伴うロックの熱量です。

全編にわたって鳴り響く歪んだギターとタイトなリズムは、90年代のプリンス作品を思い起こさせます。

しかしそれは単なる回顧ではなく、現在進行形のエネルギーとして提示されています。

実際、本作のサウンドは過度なデジタル処理を避け、生身の演奏が持つダイナミクスを前面に押し出しています。

音の隙間や粗ささえも魅力へと転化し、スタジオ録音でありながらライブさながらの臨場感を実現しています。

この質感は、完璧に整えられたポップスとは対極にあるものです。

ロックバンドとしての一体感が、アルバムの随所で躍動しています。

また、メロディの強さも忘れてはなりません。

どれほどギターが前面に出ていても、楽曲の中心には必ず印象的な旋律があります。

それはプリンスが常にメロディメーカーであり続けた証です。

ロックの荒々しさとポップの洗練が共存している点が、本作の大きな魅力と言えるでしょう。

総じて『プレクトラムエレクトラム』は、90年代の空気感をまといながらも決して過去に留まらない作品です。

キャリア後期においてなお、これだけの熱量を提示できるアーティストは稀有です。

成熟と衝動が同時に存在するロックアルバム

それこそが本作を特別な一枚へと押し上げている理由なのです。

プリンスのもう一つの顔『プレクトラムエレクトラム』の聴きどころ

『プレクトラムエレクトラム』は、プリンスのキャリアを語るうえで見逃せない一枚です。

ファンクの革新者、ポップの魔術師というイメージの裏側にある“ロックギタリスト”としての顔が、ここでは鮮明に刻まれています。

本章では、改めて本作の聴きどころを整理します。

最大のポイントは、ギターを核に据えた潔いサウンド設計です。

過度な装飾を排し、リフとリズムで押し切る構造は、プリンスの原初的な衝動を想起させます。

そこにはヒットチャートを意識した計算よりも、演奏そのものを楽しむ姿勢が色濃く表れています。

“弾く喜び”がそのままパッケージされたアルバムと言っても過言ではありません。

さらに注目すべきは、3RDEYEGIRLとのバンド感です。

ベースのうねり、ドラムの推進力、そしてツインギター的な絡みが、楽曲に厚みを与えています。

プリンスはフロントマンでありながら、アンサンブルの中に身を置くことを選びました。

ソロアーティストでありながらバンドマンでもある二面性が、本作では自然体で表現されています。

総括すれば、『プレクトラムエレクトラム』は派手な代表作ではないかもしれません。

しかし、プリンスというアーティストの本質を理解するうえでは極めて重要な作品です。

ポップとロック、革新と原点回帰という対立軸を内包しながら、最終的には一つの音楽へと昇華している。

ギタリスト・プリンスの真価を堪能できるアルバムとして、今こそ再評価されるべき一枚なのです。

この記事のまとめ

  • 2014年発表のロック回帰アルバム
  • 3RDEYEGIRLとの連名による意欲作
  • ギター主体の生々しいバンドサウンド!
  • 『Art Official Age』との対比が鍵
  • 全12曲の聴きどころを完全解説
  • ギタリスト・プリンスの真価を提示
  • 原点と進化が交差する重要作!
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