1972年12月13日に公開された映画『ゲッタウェイ』。
この記事では、映画『ゲッタウェイ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ゲッタウェイ』の予告編
服役中だったドク・マッコイは、妻に頼んで悪徳政治家と裏取引をさせ、予定よりも早く出所します。しかしその条件は、銀行を襲うことでした。ギャングに渡すつもりだったその金を持ち逃げし、マッコイと妻はメキシコへと逃亡するが、予想だにしない出来事が次々とマッコイに襲いかかります。息もつかせぬ怒涛の展開と痛快なカーチェイス。圧倒的な緊迫感がラストまで駆け抜けるアクションムービーです。
映画『ゲッタウェイ』のあらすじ(ネタバレなし)
銀行強盗をしたマッコイは懲役10年の刑に処されるが、わずか4年で出所します。それは妻のキャロルに、政治家であるベニヨンと裏取引をするよう頼んだからでした。
取引の条件は銀行強盗。出所したマッコイは町銀行を襲います。用心深いベニヨンは殺し屋2人も同じ場所に送りました。しかしベニヨンの罠に嵌り、マッコイは不測の事態に陥ります。マッコイは奪った金を持ったまま逃亡を図りました。
追ってくるギャングをかわしながらメキシコを目指すマッコイとキャロル。2人はギャング警察、べミヨン一味から追われることに。手に汗握る怒涛の展開が、命を狙われる2人の逃亡劇に襲いかかって行きます。
映画『ゲッタウェイ』の解説
1973年に日本で公開されたアメリカ映画。同名の小説が原作です。
当初は原作者であるジム・トンプソンが脚本を手掛けたが、主演のスティーヴ・マックイーンが「内容が気に入らない」という理由から却下になったという。そして当時まだ新人だったウォルター・ヒルが脚本を担当しました。
マックイーンは監督に無断で劇中の音楽を丸ごと変更し、そのまま上映したという逸話もあります。
本作で夫婦を演じたスティーヴ・マックイーンとアリ・マッグローはこの共演をきっかけに結婚しました。しかし、数年で離婚しています。
ノースタントのアクションスターとして活躍していたマックイーンの、まさに黄金時代の作品です。
映画『ゲッタウェイ』のみどころ
銃を持たせたら彼の右に出る者はいないと言われた、スティーヴ・マックイーンの見事なガン・アクションが見どころのひとつ。
どんなピンチも冷静に乗り切るマッコイのハードボイルドなスタイルが最高にクールです。
割りと王道なクライム・サスペンスですが、派手な銃撃戦とチェイスに圧倒されます。
マッコイを演じたマックイーンの青い瞳は一見すると冷酷に感じられますが、その奥には少年のような無邪気さも感じられます。そのミスマッチさがこの物語において絶妙なスパイスとなり、往年のマックイーンを堪能できる文句なしのアクション映画となっています。独特なオープニングシーンも必見です。
映画『ゲッタウェイ』の感想
公開当時42歳。スティーヴ・マックイーンは50歳でこの世を去りました。
アクション映画に夢中になっていた時に、たどり着いた作品です。異彩な存在感を放つ、唯一無二の俳優だとこの作品を通して感じました。70年代のアメリカの雰囲気が色濃く感じられる、お気に入りの映画です。
映画『ゲッタウェイ』の登場人物・キャスト
カーター・ドク・マッコイ:スティーブ・マックイーン
キャロル・エインズリー・マッコイ:アリ・マッグロー
ジャック・ベニヨン:ベン・ジョンソン
フラン・クリントン:サリー・ストラザース
ルディ・バトラー:アル・レッティエリ
カウボーイ:スリム・ピケンズ
置き引き屋:リチャード・ブライト
ハロルド・クリントン:ジャック・ダドスン
フランク・ジャクスン:ボー・ホプキンス
ラフリン:ダブ・テイラー
アカウント:ジョン・ブライソン
カリー:ロイ・ジェンソン
ヘイホー:トム・ラニヨン
金物店店主:A・L・キャンプ
電器店店主:ボブ・ヴィール
スポーツ用品店店主:ブルース・ビソネット
映画『ゲッタウェイ』のスタッフ
監督:サム・ペキンパー
脚本:ウォルター・ヒル
原作:ジム・トンプスン
製作:デヴィッド・フォスター、ミッチェル・ブロウアー
音楽:クインシー・ジョーンズ
撮影:ルシアン・バラード
編集:ロバート・L・ウォルフ

