1964年2月29日に公開された映画『ピンクの豹』。
この記事では、映画『ピンクの豹』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ピンクの豹』の予告編
中東某国からイタリアへ亡命した王女ダーラと王女が所持している「ピンクパンサー」と呼ばれるダイヤモンド、イタリアで活躍する怪盗ファントムはそのダイヤの奪取をもくろむが、警部クルーゾーによって正体を突き止められてしまう。ダイヤの争奪戦とファントムの逮捕劇、恋の行方はどうなるのか、イタリアを舞台に展開するロマンティック・コメディである。
映画『ピンクの豹』のあらすじ(ネタバレなし)
中東某国からイタリアに亡命してきた王女が所有していたダイヤモンド「ピンクパンサー」を狙って希代の宝石泥棒ファントムが動き出す。ファントムはさまざまな手を打って王女に接近するものの、そんなファントムに王女は次第に思いを寄せるようになる。一方で、これまでファントムを追い続けてきたパリ警察の警部クルーゾーがファントムの犯行を察知する。犯行を未然に防ぐため、愛妻シモーヌを携えて犯行現場に赴くクルーゾー。クルーゾーは捜査の末ファントムの正体を突き止めるものの、シモーヌはファントムの愛人として裏でつながっていた。イタリアを舞台に繰り広げられる恋とダイヤの争奪戦、ファントムとクルーゾーの逮捕劇の結末やいかに。
映画『ピンクの豹』の解説
1963年製作に製作されたイタリアを舞台に展開するロマンスコメディである。のちに数多くのリメイクもされるに至った伝説的コメディ「ピンク・パンサー」シリーズの第1作。「ティファニーで朝食を」のマーティン・ジュローが製作を担当する。主題曲の『ピンク・パンサーのテーマ』が大ヒットするとともに、オープニングに登場したピンクの豹のキャラクターも人気を博した。本作の主演はデヴィッド・ニーヴンであり、ピーター・セラーズ演じるクルーゾーは脇役であったが、セラーズの大ボケ演技が人気を呼び、以降の「ピンクパンサー」シリーズでは主役となった。
映画『ピンクの豹』のみどころ
ピンクパンサー第一作目。ファントム扮するリットンと甥っ子ジョージのドタバタぶりがおかしくて笑えます。コメディ映画というより、おしゃれなロマンス映画になっていますが、ロマンスシーンよりも脇役のクルーゾー警部のシーンが面白くて印象的でした。次回作から主演になるだけはありますね。また他のキャストも豪華で、当時の大スター5人が共演しており、加えて歌も演者の歌唱力と相まって印象的なシーンがあり、美男美女のロマンスを楽しめる作品になっています。その中でドタバタのコメディが繰り広げられるので、ロマンスとコメディを両立した面白い作品だと思います。
映画『ピンクの豹』の感想
恋と逮捕劇、争奪戦の複雑なストーリーですが、コメディ要素があって楽しく見ることができます。途中で歌われる「It had better be tonight」も印象的で、ヘンリー・マンシーニの音楽が冴えます。美男美女5人の大スターが出演しており、その点もロマンス作品として楽しめる要素になっています。
映画『ピンクの豹』の登場人物・キャスト
チャールズ・リットン卿:デヴィッド・ニーヴン
ジャック・クルーゾー警部:ピーター・セラー
シモーヌ・クルーゾー:キャプシーヌ
ロバート・ワグナーズ
ブレンダ・デ・バンジー
コリン・ゴードン
ジェームズ・ランフィアー
フラン・ジェフリーズ
クラウディア・カルディナーレ
映画『ピンクの豹』のスタッフ
監督: ブレイク・エドワーズ
脚本: モーリス・リッチマン
ブレイク・エドワーズ
製作: マーティン・ジュロー
製作総指揮: ウォルター・ミリッシュ
出演者: デヴィッド・ニーヴン
ピーター・セラーズ
音楽: ヘンリー・マンシーニ
撮影: フィリップ・H・ラスロップ
編集: ラルフ・E・ウィンタース

